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講談社文庫
警視の因縁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 620p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062931236
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

人気の「警視シリーズ」、待望の新作。キンケイド警視とジェマ警部補のカップルが、多民族社会・イギリスの「闇」を解き明かす!幼子を預けたまま、妻が蒸発した。行方を探す弁護士の夫も姿を消し、後日、他殺体で発見された。女性警部補・ジェマは、遺児シャーロットの面倒を見つつ、婚約者のキンケイド警視と共に、惨劇の真相に迫る。ロンドンを舞台に解きほぐされる、奇怪な人間模様。情と血が導いた「事件」と「結婚」の意外な結末。

デボラ・クロンビー[デボラ クロンビー]
著・文・その他

西田 佳子[ニシダ ヨシコ]
翻訳

内容説明

幼子を預けたまま、妻が蒸発した。行方を探す弁護士の夫も姿を消し、後日、他殺体で発見された。女性警部補・ジェマは、遺児シャーロットの面倒を見つつ、婚約者のキンケイド警視と共に、惨劇の真相に迫る。ロンドンを舞台に解きほぐされる、奇怪な人間模様。情と血が導いた「事件」と「結婚」の意外な結末。

著者等紹介

クロンビー,デボラ[クロンビー,デボラ] [Crombie,Deborah]
米国テキサス州ダラス生まれ。後に英国に移り、スコットランド、イングランド各地に住む。現在は、再び故郷・ダラスで暮らす

西田佳子[ニシダヨシコ]
名古屋市生まれ。東京外国語大学卒業。法政大学・神奈川工科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

44
面白かったです。ロンドンを舞台に繰り広げられる奇怪な人間模様と事件にハマりました。ジェマとシャーロットの結婚のエピソードがあるのもほっこりしますね。「事件」と「結婚」の結末が思ってもいない方向へと着地するのが予想外の展開で引き込まれました。2023/10/30

むつこ

29
発行からだいぶ経つからネタバレしてもいいかな。モタモタ?グズグズしている二人が結婚するから全体的ほんわかムードが漂って読んでいる私も穏やかな心地で読むことができた。が、なんていっても、名前の読みが面倒臭くて一気読みしないと名前の確認だけで時間を費やしイライラし、自分のおバカっぷりに怒りが増す。ラストの展開に海外ものの人身売買に「またこれか?!」と、(隠れていた)これがイライラの原因だったのねと、事件の真相と主人公たちの公私にわたる新生活にスッキリした。2022/01/10

Hugo Grove

13
いやー、面白かった。すっごい厚い本なのにサラサラとページをめくることができた。このシリーズはずっと読んでるので、文章に慣れているのかもしれない。ネタバレしたくないので、内容には触れないが、英国いや今や欧州全体が抱えている問題がベースには流れている。それもとても難しい問題。2015/10/06

尾塚

12
初めてのシリーズ物なんですが。スコットランドヤードのキンケイド警視と所轄の警部補ジェマのコンビ。パキスタン人弁護士の妻が子供を置き去りにして失踪。続いて本人は公園で殺害遺体で。今のロンドンを象徴しているような西側アジアからの移民問題。白人妻の失踪は意外な方向へ事件が進んでゆく。多くの移民を受け入れているイギリスがかかえる問題を含んだテーマのような気がしました。でも暖かく受け入れる白人たちもいるんですね。何気ない日常生活から起こりうる犯罪の恐怖を感じますね。面白かった!2016/03/02

熊猫

9
このシリーズは事件とプライベートがうまく絡んでいて、好みの配分。 きちんと時事問題を扱っているのもいい。 多分ずっと買い続けると思う。 続きをまたのんびり待ちます。2015/09/23

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