出版社内容情報
竜馬暗殺、孝明天皇の急死など、今なお諸説分かれる幕末史の重要事件を史料を駆使して検証していく。定説を覆す刺激的な新説が展開!近江屋の二階で暗殺された坂本竜馬。京都見廻り組説、薩摩藩黒幕説、両説の間に浮かび上がった新説とは。薩長を取り持ち「船中八策」を打ち出す竜馬に秘かに敵意を燃やした意外な人物とは誰? 会津の悲劇へとつながった藩主松平容保の京都守護職就任。火中の栗を拾う決断を促したのは輝かしい藩史にあった! 攘夷を望み公武合体を進めた孝明天皇の病死。囁かれる毒殺説の真偽とその目的を徹底検証! 幕末史を覆す史論三編。
竜馬「暗殺」
松平容保はなぜ京都守護職に指名されたか
孝明天皇は「病死」したのか
あとがき
中村 彰彦[ナカムラ アキヒコ]
著・文・その他
内容説明
坂本竜馬暗殺の黒幕とは誰だったのか、会津藩主松平容保が渦中の京都守護職に任ぜられた本当の理由とは、快方に向かっていたはずの孝明天皇の病状急転悪化の真相…。幕末維新史の分岐点となった事件を、膨大な史料から丹念に紐解くと、驚くべき“裏側”が見えてくる。歴史好き上級者にとって必読の論考集!
目次
竜馬「暗殺」
松平容保はなぜ京都守護職に指名されたか
孝明天皇は「病死」したのか
著者等紹介
中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年栃木市生まれ。東北大学文学部卒業後、文藝春秋勤務を経て、文筆活動に入る。’87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞を、’93年『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞を、’94年『二つの山河』で第111回直木賞を、2005年には『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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紫
(ま)
getsuki
綺楽院 /kiraku-in
悸村成一