講談社現代新書<br> 非言語表現の威力―パフォーマンス学実践講義

電子版価格
¥770
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

講談社現代新書
非言語表現の威力―パフォーマンス学実践講義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 193p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882736
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「表現されない実力は、無いも同じだ」。パフォーマンス学の第一人者が最新の研究成果から明らかにする魅力的な「伝え方」。どんなに内容が良くても、
それだけでは、伝わらない!

テレビ・雑誌などメディアでもおなじみ、
自己表現(パフォーマンス学)の第一人者として活躍してきた著者が、
6年間の雌伏生活で劇的に向上した安倍晋三首相のスピーチなどをサンプルにしつつ、
最新の研究をもとに明らかにする魅力的な伝え方。

あなたは、「話す内容」だけに意識がいっていませんか?
プレゼン・スピーチ・交渉・対話……、
さまざまな「伝える」場面で、じつは話の内容以上に重要なのは、
身振りや手振り、声のトーンやアイコンタクトといった非言語表現。

聴衆を一瞬で自分に引きつける「ブリッジング話法」、
意識するだけで印象が変わる「離見の見」など、
学んで練習すれば、誰もが身につけられる方法が満載。

第1章 人は意図的に自己表現せずにはいられない―─自己表現の基本的仕組み
思わず相手に影響される自己表現──「ミラー」と「ミミクリ」の謎/二人のあなた/世阿弥に学ぶパフォーマー「三つの目」
/仕事の成功は自分の「見せ方」「伝え方」で決まる etc.
第2章 世界のスタンダード「LEP理論」──相手に応じて最適な伝え方を選ぶ
相手が動き出す三つのエンジン/安倍首相の言葉の変化──ロジックはできるだけシンプルに伝える
/オバマ大統領の言葉の選択/小泉進次郎議員の「ブリッジング技法」
/スティーブ・ジョブズのシンプル英語に学ぶ
第3章 言葉よりも雄弁な非言語表現──本当の仕組みと上手な使い方 
非言語パワーのおもしろさと使い道/第一印象は「顔の表情」で決まる/
人柄は二秒でわかる/背骨は重要なメッセンジャー/アイコンタクトほど強力な伝達手段はない
/「嘘」が一番正確にわかる方法 etc.
第4章 自分の気持ちを言葉で伝える実践編―─自己紹介からスピーチ、プレゼン、交渉まで
言葉が伝わるための絶対的条件──「コード」の同一化/楽しませるか、知らせるか、説得するか
/「感情プレゼン」成功のコツ──三つの自己開示/ウィンウィンのネゴシエーション/タイプ別・上手な褒め方・叱り方 etc.
第5章 上手に会話を続ける──会話の目的別フィードバック
表情を読んで、会話を変える/傾聴できれば、話はつながる──「SOLER原則」
/お願い事は「アイメッセージ」で──選択権を相手に預ける/なぜ日本人は質問を「非難」と思ってしまうのか etc


佐藤 綾子[サトウ アヤコ]
著・文・その他

内容説明

どんな素晴らしい話でも、それだけでは伝わらない!スピーチ、交渉、プレゼン、対話、方法を知れば、劇的に変わる!自己表現の第一人者が、最新の研究成果をもとに、「究極の見せ方・伝え方」を明らかにする。

目次

第1章 人は意図的に自己表現せずにはいられない―自己表現の基本的仕組み(思わず相手に影響される自己表現―「ミラー」と「ミミクリ」の謎;二人のあなた ほか)
第2章 世界のスタンダード「LEP理論」―相手に応じて最適な伝え方を選ぶ(相手が動き出す三つのエンジン;オリンピック招致プレゼン二十の技法 ほか)
第3章 言葉よりも雄弁な非言語表現―本当の仕組みと上手な使い方(非言語パワーの面白さと使い道;「非言語的表現」の分類と役割 ほか)
第4章 自分の気持ちを言葉で伝える実践編―自己紹介からスピーチ、プレゼン、交渉まで(一分間は二百六十七文字―時間をオーバーしない;伝わるための絶対的条件―「コード」の同一化 ほか)
第5章 上手に会話を続ける―会話の目的別フィードバック(「モノローグ」と「対話」の最大の違い;相手の「欲求」と「性格」を読み取ってフィードバックを決める ほか)

著者等紹介

佐藤綾子[サトウアヤコ]
博士(パフォーマンス心理学)、日本大学芸術学部教授。(社)パフォーマンス教育協会(国際パフォーマンス学会)理事長、(株)国際パフォーマンス研究所代表、「佐藤綾子のパフォーマンス学講座」主宰。信州大学、上智大学大学院、ニューヨーク大学大学院パフォーマンス研究科卒業(共にMA)。上智大学大学院博士後期課程満期修了。立正大学大学院心理専攻(Ph.D.)。自己表現を科学する「パフォーマンス学」の第一人者。社会人の自己表現力向上セミナーとスピーチ・プレゼン指導は常に高い評価がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
最近、「人って実は声で選ばれるんじゃないか」と思うことが多い。だから「内容より表現」という本書には頷かせられた▼視覚の噛みつき=グリンプスバイトが大切。目力・笑顔・手動作、全て足りてないです▼よいフィードバックの三条件→[徹底した感情移入][感情コントロール][聴き分けて訊く力]▼自己紹介はいかに「お任せください」「お力になれます」と言えるかが勝負。まさに自分CMなんだね。2018/06/04

すぅさん

7
最近気になってるパフォーマンス学。人の本能として自己実現の欲求があるけどそれは①自己表現の欲求②承認欲求。この2つが満たされる事により自己実現出来た。と感じる。自己実現とは自分の夢を大切にし自分らしく生きたいと願う欲求の事でそれは自分を大切と思う「自己愛」からきている。人は「何らかの意図を持って自分を表現している」つまり良く聞く「セルフイメージ」「自己肯定感」もここに繋がるのでは、と思った。「ダメな自分」のイメージではそのまんま自己表現をして負のスパイラルに陥る。「素敵な自分」はその逆。2019/03/25

tolucky1962

7
P177でひけらかすと嫌われると書いているのに、P89でオールAを取ったとか書いているあたり、人間自分のことはなかなか気づかないんだなと勉強になった。個別には目新しい内容というより、研究者として多くの実験データで説得力を増している点と、本書としては図表や箇条書きが多くまとまっている点が良い点かなと思いました。例えば、P59プレゼン技法とかP137のプレゼン構成表などは、たまに見返して、参考にできそう。2014/07/31

まさき|SNS採用に強いフリーランス

6
■世阿弥に学ぶパフォーマー「三つの目」。そのヒントが、日本の「能」の大成者・世阿弥の『花鏡』の中に明確に書かれています(p.22)。①自分が、自分やまわりの景色や相手を普通に見ている目が、第一の目「我見」。②相手が自分を見ている目があることを知り、見られている自分の姿を相手の立場から知る目が、第二の目「離見」。③相手にどう見られているかを知って、最高の自分を見せていく自分の「見せる目」が第三の目「離見の見」(p.25)。 2020/04/02

リョウ

4
スピーチや対話において、話している内容そのものよりも大きなウェイトを占めるのが、話し方や動作などの非言語表現。どんなにいい言葉を使っていても、それが相手に届きにくければ独りよがりで終わってしまう。より良いスピーチをするためには、内容はもちろん、それをどう伝えるかを徹底的に練習することが大切。2016/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8165144
  • ご注意事項