出版社内容情報
物質の遠隔転送もスモールライトも実現可能!? 3Dプリンタはまだ序章でしかない! 大注目の工学者が描き出す未来のものづくり。「情報処理」から「物質変換」へ
おどろきの未来はもう始まっている!
私は「3Dプリンタで何がつくれるのですか」という質問をよく受けるのですが、
そのたびに「ワープロで何が書けるのですか」や
「ピアノで何が弾けるのですか」という質問と同じような奇妙さを感じてしまいます。
3Dプリンタをはじめとするデジタル工作機械は、
既存の何かを効率化したり、つくりだしたりするツールというよりも、
……創造や発想を刺激する「発明」ツールだと常々考えてきたからです。
3Dプリンタは、私たちに「何をつくりたいのか」を問いかけているのです。
――本文より
まえがき モノとインターネット
第1章 SFとFAB――空想から現実へ
第2章 メディアとFAB――情報から物質へ
第3章 パソコンとFAB――「つかう」から「つくる」へ
第4章 地域・地球環境とFAB――グローバルからグローカルへ
第5章 「ものづくり」とFAB――工場から工房へ
第6章 デジタルとFAB――そして「フィジタル」へ
第7章 日本とFAB
リアル・バーチャリティ あとがきに代えて
田中 浩也[タナカ ヒロヤ]
著・文・その他
内容説明
遠隔転送装置、スモールライト、万能工作機械…3Dプリンタはまだ序章でしかない!大注目の次世代工学者が描く新しい「モノづくり」とは?
目次
第1章 SFとFAB―空想から現実へ
第2章 メディアとFAB―情報から物質へ
第3章 パソコンとFAB―「つかう」から「つくる」へ
第4章 地域・地球環境とFAB―グローバルからグローカルへ
第5章 「ものづくり」とFAB―工場から工房へ
第6章 デジタルとFAB―そして「フィジタル」へ
第7章 日本とFAB―過去と未来をつなぐ
著者等紹介
田中浩也[タナカヒロヤ]
1975年、北海道札幌市に生まれる。京都大学総合人間学部、同大学院人間環境学研究科、東京大学工学系研究科社会基盤学専攻修了。博士(工学)。マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員などを経て、現在、慶應義塾大学環境情報学部(SFC)准教授。ネットワークと3Dを組み合わせた創造性支援の研究を続けながら、日本における「ファブラボ」「ファブシティー」の推進者としても知られる。2014年現在、総務省「『ファブ社会』の展望に関する検討会」の座長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
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