出版社内容情報
神と仏の違いとは? 愛とは、苦とは、煩悩とは? 現代日本で常識のように考えられている思想、習慣、言葉の本来の意味を平易に解説釈迦がほんとうに伝えたかったこと
●釈迦は霊魂の存在をいかにとらえたか?
●「人生は苦」とはどういうことか?
●往生、仏滅、渡世の本来の意味とは?
神と仏の違いとは? 愛とは、苦とは、煩悩とは?
現代日本で常識のように考えられている思想、習慣、言葉の本来の意味を平易に解説。
第一章 ブッダとは何か
1 ブッダという人間
2 人類の教育者ブッダ
3 ブッダもゴッドも愛を説く
第二章 釈迦は人の道を説いたにすぎない
1 ブッダになる道を説いた
2 悪いことを「しない」の真意
3 最上の人の道は八つだけ
4 生まれつきの悪人はいない
5 尽くすと愛するが人の道の基本
第三章 釈迦がさとった道理
1 生まれたものは必ず死ぬ
2 人生は思うようにならない
3 私のものはなにもない
4 世間は寄り合い、依り合いの場所
5 さとりとは道理がわかること
第四章 身と心の問題
1 身は物質の集まり
2 体は汚物の詰まった皮袋
3 心は得体のしれぬ風来坊
4 煩悩は心の汚れ
5 欲と煩悩は同じではない
第五章 まちがった日本仏教の風習
1 釈迦は火を祭らなかった
2 釈迦は水で身を清める行事をしなかった
3 「なまぐさ坊主」は肉食の僧ではない
4 釈迦は数珠を使わなかった
5 出家のほんとうの意味
6 仏像は心のよりどころ
第六章 誤用されている仏教語
1 往生は成仏することではない
2 無学は「学がない」ではない
3 仏滅は仏の死ではない
4 恍惚は禅の境地に近い
5 道場とはマンダラのこと
6 天国は極楽浄土ではない
7 渡世人は解脱した人である
8 極道者は道を極めた者である
9 ホラを吹くは釈迦の説法のこと
10 摩訶不思議の境地
11 仏教の空は無ではない
12 平常心は日常心ではない
田上 太秀[タガミ タイシュウ]
著・文・その他
内容説明
釈迦は霊魂の存在をいかにとらえたか?「人生は苦」とはどういうことか?往生、仏滅、渡世の本来の意味とは?釈迦がほんとうに伝えたかったこと。
目次
第1章 ブッダとは何か
第2章 釈迦は人の道を説いたにすぎない
第3章 釈迦がさとった道理
第4章 身と心の問題
第5章 まちがった日本仏教の風習
第6章 誤用されている仏教語
著者等紹介
田上太秀[タガミタイシュウ]
1935年、ペルー・リマ市生まれ。駒澤大学仏教学部卒業後、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、同博士課程満期退学。駒澤大学禅研究所所長などを歴任し、現在、駒澤大学名誉教授。文学博士。専攻はインド仏教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
牧神の午後
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