出版社内容情報
加藤 進昌[カトウ ノブマサ]
著・文・その他
内容説明
人づきあいがヘタな原因は実はアスペルガーだった!?「統合失調症」や「強迫神経症」と混同されやすい大人の症状。子どもだけの病気ではない!誤解される原因はなにか?数少ない「成人発達障害外来」を行う第一人者が解説。
目次
第1章 アスペルガー症候群の大人はこんなに困っている(大人のアスペルガー症候群―私、こんなことで困っています;なんとなく「ヘン」な大人たち「アスペルガー症候群」とは?;今、「大人」のアスペルガー症候群が増えている? ほか)
第2章 アスペルガー症候群を理解するために(成人のアスペルガー症候群を「診てくれる」のは「何科」?;発症の原因は「遺伝」?「親の育て方」?;原因は遺伝?環境?「エピジェネティクス」という考え方 ほか)
第3章 社会で孤立感を深めないためにできること(アスペルガー症候群は「病気」?それとも「個性」?;アスペルガー症候群と「犯罪」との関連;これから「自分」でできること―「誤解」を受けない振る舞いとは ほか)
著者等紹介
加藤進昌[カトウノブマサ]
昭和大学医学部精神医学教室主任教授。同大学附属烏山病院院長。東京大学名誉教授。医学博士。1947年、愛知県に生まれる。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、98年には東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授。東大在職中には附属病院長もつとめた。専門は神経内分泌学。「変わっていく脳」「環境と脳」といった脳科学の知見を、PTSDや発達障害をはじめとする心の病気の治療に役立てたいと考えている。現在、脳科学と遺伝子研究に基づいた成人アスペルガー症候群の治療法開発に積極的に取り組み、烏山病院では成人発達障害の専門外来を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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