感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
10
ブログ形式で語られるフィオナの旅行記。時に投げやり、時に熱血で本当に毎日書いていたのかなーと思う位。新鮮でした。2011/01/27
蛇の婿
7
実に読みにくい本でありました!本編の内容がとても面白いだけに残念です。作者の小雨さんはそのセンスといい、絵、ストーリーテリングといい、すごく才能のある方なのですが、この本の読みにくさはそれらを全部だいなしにしていると言っても過言ではないでしょう。正直、何度か途中で放り出そうと思いました。なに単純なことです。重要なシーンや情感を盛り上げるシーンで、素晴らしいイラストとそのシーンのキモとなる文章が重なって印刷され、読めなくなってしまっているだけです。繰り返しますが、『中身が面白いだけに』非常に残念な本でした。2012/05/22
群青
3
フワワ(エリー)のメンバー加入が衝撃的すぎて泣いた2011/03/19
くろう
2
過酷な旅を歓びと哀しみで綴る、まったく新しいブログスタイルファンタジー。元軍人のフィオナが過酷なサバイバル生活をしながら奇妙な生態系に触れ、個性的な人々と出会い、別れ、何を感じ何を思い、何を見たのか。なんかゲテモノ食い日記みたいだったり。ブログスタイルで写真付きっていうのが新鮮。途中から旅の相棒になったヒノクレとのイチャイチャっぷりもいい。人買いに死に別れ、戦争が当たり前にある世界。多くは語られなかったフィオナの素性が気になる所。続編に期待。2016/10/09
はつかねずみ
2
遠い未来(なんじゃないかと思われる)世界を舞台にした旅行記。 一つ一つのエピソードや舞台設定がしっかり作られており、それをブログ形式で読んでる感じなのでちょっと読み難いくく感じるものの非常に面白い。 ただ、エピソード毎に見ると世界観もあってかバッドエンド率高めなのでそれ系が苦手な人はお勧めし難い。 また、架空の生物(割とぐろめなの多し)の描写もしっかり行ってるので、そっちが苦手でも難しいかもしれない。 逆に、その辺りが許容できるなら是非一度手に取ってみてもいいかも。2013/01/06