出版社内容情報
古代オリエント幻想創世記、第3巻! 大河ノベル2009、疾風怒濤の第3巻! シャズを追いかけ、叛乱の地・シッパルに急行するナムル。そして東では、イバルピエルとイシュメ=ダガンが激突……!
定金 伸治[サダカネ シンジ]
著・文・その他
記伊 孝[キイ タカシ]
著・文・その他
内容説明
叛乱の地・シッパルで神の娼婦が微笑む頃、バービルムの王宮に眠る秘密は目を覚まし、東では、エシュヌンナの太陽・皇太子イバルピエルと傭兵王の息子・イシュメ=ダガンが激突する。オリエントの凪は去った。人は、少年であり続けることはできない―。
著者等紹介
定金伸治[サダカネシンジ]
1971年生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。『ジハード』にて第1回ジャンプ小説・NF大賞に入選しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Saiid al-Halawi
4
借り物。古代メソポタミアの軍略政略と能力バトルが半々くらい。グロ耐性まったく無いので血とか切断とかそういうのちょっとでも出てくると変な汗かく。。。ヤメテ2012/12/26
Koning
3
冒頭ベーロッソス?て人が出てきて滅びた神殿で云々があったり(でもベロッソスは神官のはずだから別人だなきっと)。シッパル潜入のために女装してみたり、エロいけど汚いイシュタルの化身が出てきたり、エアの化身ですかぃ(と、だんだん盛り上がってまいりました)。で、途中に楔形文字が出てくるんだけどさぁ、何故新字体?古バビロニア王朝時代にはまだdingirは米印ですよぉ。とか、そういうのが気になってしまうお年頃(汗。困った。まぁ、そういうのが大丈夫かメソポタミア何それならおいしくいただけると思う(w2012/08/10
葉つき みかん
2
ナムルは『ハンムラビ法典』を記す為に選ばれた者なのか…。ナムルがエリシュティシュタルを受け入れる場面が感動的。他の方が書かれていて気付きましたが、文中に出てくる楔形文字が新アッシリア時代の新字体だったのですね…。だから違和感を感じたんだ。2015/09/30
TNS_20
2
まだ盛り上がりまで時間がかかりそうだけど、ついに一番の大ボス以外は登場したみたいな流れなのかな?最小国家としてどう生き延びるのか。 謀略策略がうまく嵌り過ぎな感があるにはあるがそういうの嫌いじゃないからいっか。2010/07/20
ふじさん
2
面白かった。相変わらず短い分量ながら、読みどころがきちんと用意されていて満足感があるのは作者の力量故だと思う。特に今巻は盛りだくさんの内容で無駄なシーンが少しもなかった。次巻への引きも充分。2010/01/31