講談社box<br> くうそうノンフィク日和

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くうそうノンフィク日和

  • 小柳 粒男【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2008/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062836661
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

バーレストラン『琴欧州』の常連高校生たちと無為に戯れる日々―それがしがない雇われマスター・撒井の日常だった―はずだった!突如「魔女」と化して異世界の戦争に巻き込まれていく女子高生・篠木。その「騎士」となった張戸。彼らの行方を一人追いつづける同級生・填渡の孤独をよそに、密かに篠木の連絡役を請け負う撒井だったが―!?第1回講談社BOX新人賞・流水大賞優秀賞受賞作品。これぞゼロ年代に放たれた、“セカイの終りとハードボイルド・ファンタジーランド”。

著者等紹介

小柳粒男[コヤナギツブオ]
1987年生まれ。『くうそうノンフィク日和』にて第1回講談社BOX新人賞・流水大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かみしの

7
お決まりの、っていう言葉はあまり使いたくないし比較もしたくないのだけど、これはある種お決まりのパターンだし、滝本竜彦と比べてしまう。傍観者の主人公、戦う少女、中高生の空想の世界(=反現実)での戦争に加入できない男。世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドは交差されない。現実は圧倒的に現実なのだ。この構図ってものすごく滝本竜彦だ。惜しいのは絵柄のせいで(絵師が悪いわけではなくて、たぶん編集部のせい)リアルの世界もアニメ的に想像されてしまうこと。ゼロ年代の終わりにでてくるのは、ちょっと遅いんじゃないか。2016/01/13

ソラ

5
読解力不足でどうにも世界に入れなかった。2023/11/09

ソラ

3
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) バーレストラン『琴欧州』の常連高校生たちと無為に戯れる日々―それがしがない雇われマスター・撒井の日常だった―はずだった!突如「魔女」と化して異世界の戦争に巻き込まれていく女子高生・篠木。その「騎士」となった張戸。彼らの行方を一人追いつづける同級生・填渡の孤独をよそに、密かに篠木の連絡役を請け負う撒井だったが―!? 2008/08/29

読み人知らず

3
どこがおもしろいかわからん。入り込めないままに終わる。登場キャラの名前が読めないのは致命的だったなー。2015/09/26

ふじさん

3
いちいち言葉の選び方が独特で、それが不思議な雰囲気を作っている作品。どこまでいっても脇役でしかない撒井の視点から見た「主人公」たちの「物語」は滑稽で、何もない撒井の日常との対比がある種の痛々しさや切なさを演出していたように思う。話に聞いていたほどつまらなくはなかったが、作品自体が持つエネルギーやパワーと言ったものはあまり感じなかったかも知れない。続編には期待したい。2010/04/03

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