内容説明
昭和五十八年。平和な雛見沢村で、毎日の“部活”に興じる前原圭一と仲間たち。だが、何も知らず無邪気に楽しんでいたのは、彼ひとりだけだった。“トラップマスター”北条沙都子の日常に暗い影を落とす存在―両親の死、兄・悟史の失踪、名前だけの“保護者”、そして…。彼女の未来を悲劇にしないために、圭一は抗う。
著者等紹介
竜騎士07[リュウキシゼロナナ]
1973年生まれ。同人ゲーム作家、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
51
3-1。沙都子+圭一が主人公。児童虐待のお話になる。2014/10/27
そら
26
今回は沙都子が主軸。いつも通り、本筋に入っていく後半から引き込まれる。面白い。下巻が楽しみ(^.^)。残虐で残酷で狂気的な展開になることは分かっているので、楽しみって言っちゃあダメかな(^^;)。それにしてもこのシリーズ、子供達みんなが大人社会の犠牲になっている。。健気で可哀想。。2018/11/04
SOHSA
19
《購入本》やはり第三話も救いがなさそうな展開。何がどう流れても、水は集まるべきところに集まるということだろうか。登場人物それぞれが主人公となり、また被害者となりうる。さて今後の展開は。謎は下巻へと続く。2016/10/17
☆りはこ☆
10
圭一が浅はかな印象を受けました。何かしてあげたい…というのはわかりますが現実味に欠けます。加えて、レナは賢い子だと思いました。鬼隠し編の時のただただ怖かったレナとのギャップがすごいです。2016/03/26
青井
7
序盤の沙都子と圭一の夕飯模様が幸せそうで、これから来る不幸のことを考えてしまって、何かホロリ。問題編は読んでてツライ。 圭一は暴走するし女心には鈍い(綿流し編より)けど、沙都子が作ったお弁当が貶されていることに対しての気づきからの弁護とか、口先の魔術師っぷりが(寒いけど)結構好き。 監督はこんなに変態だったっけ?ノリについていけない(笑)2013/03/07