出版社内容情報
「虚刀流はよ、刀を使わないからこそ強いんだ」
伝説の刀鍛冶、四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の“刀”を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士・とがめが征く!刀語(カタナガタリ)、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第1弾!
西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!!
序章
一章 不承島
二章 真庭忍軍
三章 奇策士
終章
西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他
竹[タケ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろり - しろくろりちよ
83
噂の「大河ノベル」。と言っても、日本史はほとんど関係ない。刀を使わない虚刀流剣士・七花と、奇策士とがめが十二本の刀を巡って征く。第一話「絶刀・鉋」は頑丈さに飛びぬけた刀。忍者を倒し最初の首尾は上々か。忍者のラノベならではなびっくりキャラクターとか、うん、ないない。西尾維新じゃなきゃ続きを読む気にならなかったかも。今後に期待、ということで。とがめが話し出せばなかなか楽しくなるんじゃないかと思う。饒舌キャラが動かなくちゃ維新節。2012/05/05
はる
70
久しぶりに読んだと言うべきか初めて読んだと言うべきか。長らく触れてなかったから記憶直しかな。出会いから色々、こんな事もあったなと。一つ言いたいのが最高だったって事です。西尾維新著者の作品の中でもかなり好きなのでこれから読みきるのが楽しみです。アニメも久しぶりに見て同時に楽しもうと思います。七花の行動はやっぱり可愛いですね。これさらもっと可愛くなるの知ってます。2017/02/01
とら
69
従来の西尾維新の様な余談他説明等が長々と語られるという事は無く、軽やかに読めた印象がある。戦闘描写も多く、今までの物とは違う雰囲気があるが、随分先の事を一話目にして明かしてしまうという場面等には、やはり西尾維新らしさを感じる。2011/04/30
いおむ
55
西尾維新二冊目。アニメは観ております。アニメがなかなか面白かったので、古本にて購入。情報補完しつつ脳内再生。たのしぅう読了。びっくり人間大集合。2018/12/16
ヒロユキ
48
再読。時代を越えたメタネタに刀よりお前のがスゴいだろ的なビックリ人間と本編そっちのけのお遊びの部分がいいね。ただこのシリーズはとがめがデレてからが本番だ!2013/03/13