小公子

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062835602
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8397

出版社内容情報

無邪気で愛らしい少年が老人の心を解きほぐす
「セドリックはいい子だ。わたしたちはなかよしなのだ。」あれっ、子ども嫌いの老伯爵がいつの間に?
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク

この物語は、原題を「リトル=ロード=フォントルロイ」といい、19世紀後半のイギリスとアメリカを舞台にした作品です。独立戦争後、まだしこりののこっていた古い伝統と新しい活気の国のかけ橋となったといわれる名作であり、これほど世界じゅうの子どもたちに親しまれている本は数少ないでしょう。それは物語の筋が起伏に富んでおもしろいと同時に、けだかい人間愛の精神が貫かれているからです。人をうたがうことを知らぬ清らかな魂。友情のさわやかさ……この物語を読んだあと、みなさんの心はどんなに美しくなっていることでしょう。よい物語とは、そういうものです。

世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。

<目次より>
1.大きなおどろき
2.セドリックの友だち
3.ふるさとをはなれて
4.イギリスで
5.お城の中で
6.伯爵と孫
7.教会で
8.乗馬のけいこ
9.貧しい人々の家
10.伯爵のおどろき
11.アメリカでの心配
12.競争の相手
13.ディックの助け
14.あばかれたわるだくみ
15.8回めのたんじょう日

フランシス.ホジソン・バーネット[フランシス.ホジソン バーネット]
著・文・その他

村岡 花子[ムラオカ ハナコ]
翻訳

内容説明

「セドリックはいい子だ。わたしたちはなかよしなのだ。」あれっ、子ども嫌いの老伯爵がいつの間に?無邪気で愛らしい少年が老人の心を解きほぐす。

著者等紹介

村岡花子[ムラオカハナコ]
1893年、山梨県に生まれる。東洋英和女学校高等科卒業。1968年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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訪問者

3
はるか昔に読んだ記憶はあるのだが、内容はすっかり忘れていた。こんな話だったのか。セドリックは本当にかわいいぞ。「小公女」と「秘密の花園」も読み返してみたい。2022/09/15

いずみ

0
小公女も好きだが、この作品もいい。アメリカ育ち(この設定が当時のイギリス人辛みるととんでもない田舎もん、というイメージにつながっている)だが優しく愛と知性あふれる母に育てられ、かたくなな祖父の心を解きほぐし、愛を見つけ出すセドリック。ほんといい子だ。

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