講談社birth
浜村渚の計算ノート

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062828048
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

役に立たないからと、数学が義務教育から消えた。抗議する天才学者ひきいる“黒い三角定規”は、テロ活動を開始する。数学を学んだ者は組織に洗脳されているおそれが強いことが発覚し、普通の女子中学生・浜村渚が警視庁に助っ人として起用された。警察もビックリする彼女の活躍で、事件は次々と解決する。第3回「講談社Birth」小説部門受賞作。

著者等紹介

青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。現在は千葉市の学習塾にて学習指導、教材開発を担当。エンタテイメント性のある作品に興味があり、ミステリーに限らず、青春小説なども執筆中。『浜村渚の計算ノート』で2009年2月応募締切、第3回「講談社Birth」小説部門受賞

桐野壱[キリノハジメ]
1987年生まれ。埼玉県在住。2009年2月応募締切、第3回「講談社Birth」イラスト部門一次選考通過(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

68
設定以外には数学が重要な要因にはなっていないような気がするが、あまり深く考えずに読めば面白い。そういう読み方でテンポ良く読み進められる本だったし。2014/04/24

とも

26
★★★社会は数学を排除していく風潮の中、それに反発する天才数学者 高木源一郎がテロを起こす。彼は使用すれば意のままにコントロールできるプログラムを組み込んだ学校教材のソフト製作者であり、全人口の半数を人質にとったも同じである。彼の要求は数学の地位向上である。が、それに靡かない政府に対して数学を用いた大量殺人を実行、対する警視庁は対策本部を発足。ただし、このメンバーにはソフト未使用者に限られる。その中で、ひとりの数学大好き女子中学生 浜村渚がなんとなく任命されて謎を解決していくのだが。まぁ、バカバカしい。2018/11/18

ニコル

16
ぶっとんだ設定に都合のいいストーリー、推理も無理矢理だけど楽しめた。四色問題、悪魔の数字、フィボナッチ数列、円周率。数学が嫌いな人の方が楽しめると思う。次巻も読んでみたい。2014/11/23

BUBI

15
「青の数学」が面白かったのでレビューを眺めていたら、数学といえばこの小説が面白いというのを目にしたので読んでみました。簡単に人が死ぬし、次々と起こる事件が現実離れしていてリアリティがないのがイマイチですが確かに数学もの。漫画みたいなキャラクター設定でスルスル読めます。「0で割ってはいけない」という話がなかなか面白かった。実際問題としてもし学校教育から数学が消えたとしてもここまで狂信的なテロ集団は誕生しないんじゃないかな。好きな人は好きってだけで。数学喫茶ってほんとにあるのかしら。続きも読んでみたいです。 2017/03/25

よっしー

14
読友さんが読んでいて、少し気になったので読んでみました。そんなに数学が好き…と言うわけでは無かったのですが、とある漫画の影響で専門的な単語や人物も少しは知っていたので楽しく読めました。 数学を犯罪に。意味の無い、不必要な物だ多くの人が思ってるけど、それを使われたら本当に専門家にしか解決できないなぁ。黒い三角定規との対決、今後んな数学を持ち出すのか楽しみです!!にしても…渚能力には驚かされますが、現実ではあまりお近づきにはなりたくないかも(笑2014/09/19

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