おくのほそ道ほか

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062827751
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

日本の紀行文学の最高傑作
五・七・五で、旅に出た!「蕉風俳諧」の確立をめざして……。
辞書なしで、古典の名作がラクラク読める!

芭蕉が門人の曾良とともに遠くみちのくの旅に出たのは、46歳のときであった。全行程600里、150日にもおよぶ苦しい旅の中から生まれたのが、『おくのほそ道』である。それは、わたしたちに人生とはなにか、旅とはなにかを永遠に問いかけてくる。蕪村は芭蕉を目標としながらも、はなやかで独特の絵画的な美を追究しつづけ、また、「春風馬堤曲」などの俳詩にみられるように、俳諧のわくを破った革新の詩人でもあった。ほかに、逆境を生きた個性派の俳人一茶の句と近世の代表的な句を鑑賞する。

名作古典文学を21世紀の少年少女たちに!読みやすいふりがな、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、日本の古典文学にはじめて出会う少年少女の理解を助ける古典文学全集の決定版です。

<目次より>
おくのほそ道
 序章
 旅立ち
 草加
 室の八島
 仏五左衛門
 日光
 那須
 黒羽
 雲巌寺
 殺生石・遊行柳
 白河の関 (以下略)
山中三吟両吟歌仙
与謝蕪村俳詩
近世名句

監修
司馬遼太郎/田辺聖子/井上ひさし
編集委員
興津要/小林保治/津本信博

高橋 治[タカハシ オサム]
著・文・その他

内容説明

門人の曾良とともに遠くみちのくの旅に出たのは、四十六歳のときであった。全行程六百里、百五十日にもおよぶ苦しい旅の中から生まれたのが、『おくのほそ道』である。それは、わたしたちに人生とはなにか、旅とはなにかを永遠に問いかけてくる。蕪村は芭蕉を目標としながらも、はなやかで独特の絵画的な美を追求しつづけ、また、「春風馬堤曲」などの俳詩にみられるように、俳諧のわくを破った革新の詩人でもあった。ほかに、逆境を生きた個性派の俳人一茶の句と近世の近表的な句を鑑賞する。

目次

おくのほそ道(序章;旅立ち;草加;室の八島;仏五左衛門 ほか)
山中三吟両吟歌仙
与謝蕪村俳詩(春風馬堤曲;北寿老仙をいたむ)
近世名句

著者等紹介

高橋治[タカハシオサム]
1929年、千葉県に生まれる。金沢の第四高等学校を経て東京大学文学部国文学科を卒業。映画会社の松竹に入社し、1960年より監督作品を発表、並行して戯曲も執筆する。1965年松竹を退社し作家活動に入る。1984年、釣り師の世界を描いた『秘伝』(講談社)で第90回直木賞を、1988年、『名もなき道を』(講談社)、『別れてのちの恋歌』(新潮社)で第1回柴田錬三郎賞を、1996年、『星の衣』(講談社)で第30回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

39
最近東北方面に旅行したので、とても楽しく読みました。原文でも読んだことあるけど、いつか孫と一緒に読みそして旅行の話をするために、この21世紀版 少年少女古典文学館で予習、すごくわかりやすい現代文でした。特に中尊寺や山寺辺りの描写が手にとるようでした。地図と挿絵も嬉しい配慮です。あと、与謝蕪村の作品解説もわかりやすくて良かったです。このシリーズ、少年少女向けではありますが、十分大人も楽しめると思います。2021/11/24

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

32
〈日本の古典を読む第七回おくのほそ道〉のイベントより。江戸時代中期に俳人として活躍した松尾芭蕉の傑作な紀行文。この時代の古典は初読みなので最初はわかりにくかった。「土佐日記」に似たところがあるなぁと思いながら読んだ。おまけの、「山中三吟両吟歌仙」という連句は面白かった。吟じあって意味が続いて一つの長い歌仙ができるが連句の楽しみなのだろうな。2017/07/10

茉莉花

26
この本は解説が余白に書かれていたり地図も付いていたりと辞書無しで読めますが大分ゆっくりめで読みました。まるで芭蕉と一緒に旅をしてるような気分です!自分は個人的に旅行は好きではないのですが、その土地の名所や人との出会い、歴史を感じることで本来の旅の良さを知ることが出来たと思います。「おくのほそ道」は実際に旅で起きた出来事を書き残したのではなく一部芭蕉の創作も入ってるそうで「盛ってるのかい!」とちょっとツッコミを入れたくなりました笑 好きな俳句は「象潟や雨に西施がねぶの花」です。憂いのある美しさを表現してます2015/11/23

春ドーナツ

9
先日、能と狂言に触れた。ならば御三家とは言わないだろうけれど、今度は「俳句」じゃないか。そう思って読んだ。今更ながら「奥の細道」は俳句を取り入れた紀行文である。二句だけ、そらで詠じることができるけれど、「こういう」風な旅で、文章だったのね、というテイストを何となく掴めた(ら良いなと思う)。担当は高橋治さんで、少年少女向けというより、治節全開で、アダルトな仕上がりです。近世名句を、鑑賞するよ、ほととぎす(字余り)。2017/06/02

たつや

6
日本の名著、難しい古典をやさしい児童書で。とても読みやすく、一緒に旅する気分を味わえた。有名な知ってる句もいくつか有る。芭蕉の名前の由来が知れた。今は便利だが、当時は風情があり、良い旅でしたね。 2022/10/26

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