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「投資バカ」につける薬

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062820103
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0033

内容説明

投資家を破滅から救う必読ノウハウを明かす。

目次

第1部 「常識への問いかけ」編その常識、ホントは間違いだらけ!(「いま投資すれば、確実に儲けることができます」と言われたら…「だったら、なぜ自分で投資しないのですか?」;「長期投資をすればリスクを減らせるので、大きくリスクを取れます」と言われたら…「リスクが減少する根拠を具体的に提示してください」;「低金利の銀行預金で資産運用するのはバカバカしいと思いませんか?投資信託なら高い利回りが期待できます」と言われたら…「コストの高い投資信託が、なぜそんなにお勧めなのですか?」 ほか)
第2部 「情報への問いかけ」編情報に踊る人は儲からない(「私の編み出した投資法は完璧です」と言われたら…「その投資法が正しいのなら、どうして皆が真似しないのですか?」;「良いファンドを選べば、手数料を差し引いてもベンチマークより高い利回りが期待できます」と言われたら…「良いファンドをなぜ事前に見分けられるのか、その根拠を説明してください」;「効率の良い銘柄に集中投資するべきです。その方がガツンと儲けられますよ」と言われたら…「集中投資をすれば、リスクも集中してしまうのではありませんか?」 ほか)
第3部 「流行への問いかけ」編流行に乗ろうとすると火傷する(「毎月分配型ファンドがこれだけ売れているのは、個人投資家のニーズに合った商品だからです」と言われたら…「毎月分配型ファンドは、本当は損なのではありませんか?」;「ドルコスト平均法で投資すれば、リスクが減って、購入単価が低下するので有利です」と言われたら…「リスクが集中し、余計なコストがかかるドルコスト平均法のどこが有利なのですか?」;「成功報酬型の手数料ならフェアですし、ファンドマネージャーも真剣に運用しますよ」と言われたら…「成功報酬型とは、ただでオプションを渡しているようなものではありませんか?」 ほか)

著者等紹介

山崎元[ヤマザキハジメ]
1958年、北海道生まれ。81年、東京大学経済学部を卒業、三菱商事に入社。以後、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12回の転職を経て、2005年、楽天証券経済研究所客員研究員に就任。他にマイベンチマーク代表取締役、一橋大学大学院非常勤講師も務める。94年、東洋経済高橋亀吉記念賞優秀賞受賞。『週刊ダイヤモンド』『週刊朝日』などの雑誌連載、テレビ出演も多数。作家・村上龍氏が編集長を務めるメールマガジン『JMM』の常連寄稿家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
金融商品は,その儲けの総和が決まっている.そのため,相手が儲かるということは自分が損するということである.何はともあれまずは自分の知らない商品には手を出さない,わからなければ相手の説明を聞くということが大切になる.そして,相手の説明に不信を抱いたのならそれには手を出してはいけない.2011/01/24

暇人

2
投資評論家の山崎元さんの10年どころか はるか前の一冊。 ブレなさに驚く。そして、各ファンドの手口の変わらなさにも驚く。 金融商品は とてつもなく増えたが、ベースとなる基本は変わらない。 切り返しトーク術があるのも本書の特徴だ。参考になる。2017/01/15

ゆき

2
山崎さんの本を何冊かまとめて読む、時期がずれていても伝えたいことはほぼ変わっていない。手数料やいろんな金融商品で気を付けるべきことなど多数あり。2015/06/05

リーガ

2
殆どの金融商品は(手数料が高いなどの理由で)投資ししても無駄であるとの説明を理論的にしているので、これから株など始めようと思っている人に一読を勧めます。筆者がおすすめのポートフォリオは「個人向け国債+日本株3~5株」とのこと。株・生命保険・投資信託・ファンドのことなど概略がわかるので、社会人の人生設計としても役に立つ。うまい話はやはりそうは無いようですね2013/05/04

しん

2
最後の、「外は車が走っているので危ない」という話ではなくて「どのように歩いたらうまくいくのかという話を聞きたかった」僕も確かにそう思う。・・・短絡的かな? 2013/02/16

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