講談社+α文庫<br> マネジメント革命―「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営

電子版価格
¥900
  • 電書あり

講談社+α文庫
マネジメント革命―「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062814188
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

間違った成果主義が企業をダメにする!  CD、AIBOの開発責任者だった元ソニー上席常務による画期的マネジメント論。企業を活性化するのは成果主義ではなく、指示・命令をしない「長老型」経営だ!

内容説明

健全な組織はゆるぎない信頼感に支えられている。その信頼感を生み出すのが、「徳」をもって集団をまとめるリーダー「長老」の存在だ。「徳」の経営が実践されるとき、運も能力も向上し、奇跡を呼ぶ「燃える集団」が出現する。ニッポンの文化の中で独自に形成されてきた、指示・命令をしないビジネス・スタイルこそが不確実な時代を突破する原動力となる。元ソニー上席常務がフロー理論を織り交ぜながら提唱する画期的ビジネス・マネジメント学。

目次

ダメ上司
創業者井深大氏のマネジメント
CDの開発と「燃える集団」
「フロー理論」との出会い
内発的動機の重要性
理性が邪魔をする
「インナーワーク」と「コーチング」
「やり過ごし」の効用
自我の力学
アイデンティティー(自我同一性)の確立
成熟した自我への道
意識の成長・進化と社会の進化
意識の成長・進化の落とし穴
「長老型マネジメント」のルーツ
マネジメント・スタイル
新時代における企業理念

著者等紹介

天外伺朗[テンゲシロウ]
本名、土井利忠。1942年、兵庫県生まれ。元ソニー上席常務。工学博士。1964年、東京工業大学電子工学科卒。ソニーに42年間勤務。その間、CD、ワークステーションNEWS、犬型ロボットAIBOなどの開発を主導した。現在は病院に代わる「ホロトロピック・センター」の設立推進などの医療改革や、企業経営者のための「天外塾」なども開いて経営改営に取り組むほか、教育改革へも手を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Carlyuke

34
面白かった!天外氏の本らしくブッとんでいる部分を含んでいる。 「文化的重心の定義: その社会の期待可能な意識レベルであり, そのレベルより下の人を引き上げ, 上にいる人を引きずりおろす作用が社会の中に存在する。」というケン・ウィルバーの指摘の引用はなるほどと思った。 過去のマネジメントは社会の変化と共に変わらざるを得ないと主張。もっともだ。このような考え方のプロセスからも学べた。 著者としては長老型マネジメント, つまりは部下を信頼し能力を引き出すようなマネジメントを説く。お勧めです。2019/01/03

templecity

5
ソニー元上級常務。創業者の井深大ともソニー在籍時代に上長を介さずに接してきた。内容は従来の常識とは外れた革命とも思えるもの。戦後米国式マネジメントを目指してきた。目標を掲げて部下をしっかりマネジメントするというのに対して、フロー経営、すなわち組織全体が乗ってきたぞと思わせる内容。社会全体がワクワク、楽しくなるような企業を目指す。一種の悟りのようなものを築き上げる。部下自身が成長するようにさせる。(続きあり)2018/09/16

k

2
CD、AIBOの開発責任者だった元ソニー上席常務による「長老型」マネジメント論。パワーがあって読んでいて面白い1冊。ソニーが元気だった時にはこういう人がいっぱいいたのだろうなと。2011/05/03

xilosi

2
単純に面白く、ためになる本だと思います。実践するのは難しそうだけど、僕が目指している方向性の本だったので★★★★☆。2011/04/26

けん

1
元ソニー上席取締役の本 ソニーの経営が良かった頃はこういうやり方であっていたのかとも思うが現在の状況を考えると燃える集団を作り出すのは大分困難だと思う しかしすごい勉強 になった2018/07/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2993162
  • ご注意事項

最近チェックした商品