講談社文庫<br> 小暮写眞館〈上〉

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講談社文庫
小暮写眞館〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062776738
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
著・文・その他

内容説明

家族とともに古い写眞館付き住居に引っ越ししてきた高校生の花菱英一。変わった新居に戸惑う彼に、一枚の写真が持ち込まれる。それはあり得ない場所に女性の顔が浮かぶ心霊写真だった。不動産屋の事務員、垣本順子に見せると「幽霊」は泣いていると言う。謎を解くことになった英一は。待望の現代ミステリー。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京都生まれ。’87年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞後、’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、’93年『火車』で山本周五郎賞、’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、’99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞、’02年司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんふぁん

284
2019年7月16日読了。宮部みゆき作品でこんなにのんびりした作品ってあっただろうか。高校生が主人公で、所謂心霊写真の謎を解いていくんだけど、花ちゃんが高校生らしくない。そして、宮部みゆきさんのツッコミがかなり面白い。え、こんなツッコミするんですか?とびっくりした。宮部みゆきさんの作品は真面目なのしか読んだことないから。後半どうなるんかなー?2019/07/16

yoshida

255
宮部みゆき氏は人情の機微や、人間の性や業を本当に巧みに紡ぎ出すと思う。かつては自宅兼写真館として使われていた「小暮写眞館」を買い取り、引っ越してきた花菱家。持ち込まれる心霊写真の謎を花菱家の長男・英一がクラスメイトと解いていく。上巻は「小暮写眞館」、「世界の縁側」の二編を収録。第一話では新興宗教により引き裂かれた夫婦。妻の悲しみが念となり写真に映る。第二話では「コゲパン」と呼ばれる寺内千春と謎に挑む。寺内の胸の内の苦しさ、苦しみに負けないひたむきさが胸を打つ。安定の面白さ。下巻も期待大。2014/12/27

どんちん

255
これ好きだw地の文がいい。リズム良く、テンポ良く(同じ?)、マンガの吹き出しのようでサクサクといけてしまう!このボリューム、冗長的な内容だったらどうしようと思ったが、杞憂に終わった。主人公たちも高校生の設定というのが現実的で私好みだ。得てしてこの手の話だと中学生、下手すると小学生が主人公となり、その思考回路はありえないだろ的なことがある(高校生で見た目が小学生のコナンとはちがうのだから)。ほんわかとした雰囲気で上巻を終えた。さて、どんな結末が待っているのだろう?爽やかなエンディングに期待!下巻に突入だ♪2014/06/12

kaizen@名古屋de朝活読書会

235
連作4話中2話を上に掲載。小暮写真館、世界の縁側。人物の登場のさせ方がうまい。さすが小説教室で腕をならしただけのことはある。話の展開も、小暮写真館を買って、外観はそのままで住むという話。親が変人だというのが、小暮写真館という看板を外していない伏線になっているのか。高校生の主人公が写真に写っている人を探す、学園推理探偵小説。2014/12/08

hiro

209
宮部さんの作品を初めて読もうと買った本だったが、積読本になっていた。ドラマ化され総合TVで放映されるのを機に読むことにした。高校生の花ちゃんがホームズ役、そしてコゲパンがワトソン役で、人の悲しみを写した心霊写真?念写?の謎を解いていくという展開が面白い。脇を固める、花菱家の面々、テンコ達も個性的でいい。特に、不安定なミス垣本が気になった。下巻では、ミス垣本、小暮写眞館、花菱家の隠れているものが明らかになることを期待して、続けて下巻へ進む。花ちゃんには古典部シリーズの折木奉太郎と似たところを感じた。2015/08/12

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