講談社文庫<br> 澪つくし―深川澪通り木戸番小屋

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講談社文庫
澪つくし―深川澪通り木戸番小屋

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062776479
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸の片すみ、澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛とお捨。心やさしい夫婦のもとに痛みを抱えた人たちが訪れる。待望のシリーズ第5作。その木戸番小屋には、ぬくもりとやさしさが満ちている
江戸・深川、痛みを抱えた人々にそっと寄り添う夫婦がいた

流れる川音に包まれた江戸・深川澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛(しょうべえ)とお捨(すて)の夫婦。押しつぶされそうな暮らしを嘆き、ままならない運命に向き合い、挫けそうな心を抱えた人々が、今日もふたりのもとを訪れる。さりげないやさしさに、誰もが心の張りを取り戻していく。人生の機微を端正な文章で描く傑作時代短篇集。

第一話 いま、ひとたびの
第二話 花柊
第三話 澪つくし
第四話 下り闇
第五話 ぐず豆腐
第六話 食べくらべ
第七話 初霜
第八話 ほころび


北原 亞以子[キタハラ アイコ]
著・文・その他

内容説明

流れる川音に包まれた江戸・深川澪通りの木戸番小屋に住む笑兵衛とお捨の夫婦。押しつぶされそうな暮らしを嘆き、ままならない運命に向き合い、挫けそうな心を抱えた人々が、今日もふたりのもとを訪れる。さりげないやさしさに、誰もが心の張りを取り戻していく。人生の機微を端正な文章で描く傑作時代短篇集。

著者等紹介

北原亞以子[キタハラアイコ]
東京・新橋生まれ。県立千葉第二高校卒業。1969年「粉雪舞う」が小説現代新人賞佳作。「ママは知らなかったのよ」で第1回新潮新人賞受賞。1989年『深川澪通り木戸番小屋』で第17回泉鏡花文学賞受賞。1993年『恋忘れ草』で第109回直木賞受賞。1997年『江戸風狂伝』で第36回女流文学賞受賞。2005年『夜の明けるまで―深川澪通り木戸番小屋』(講談社文庫)で第39回吉川英治文学賞受賞。2013年75歳で他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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