出版社内容情報
黒田官兵衛、ジョアン、細川ガラシャ、織田秀信。伴天連追放令下、キリシタン受難の時代の「夢」とは?あす吹く風は、どこからどこへ。黒田官兵衛、ジョアン、細川ガラシャ、織田秀信――
伴天連追放令下、「かなわぬ夢」と「かなえてはならない夢」のはざまで生きた人々の思い。
キリシタン受難の時代を、気鋭がダイナミックに描く。
秀吉の懐刀・黒田官兵衛、キリスト教の教義を官兵衛に教えた日本人修道士・ジョアン、キリシタンの象徴的存在・細川ガラシャと、その侍女いと、キリシタンの天下人と望まれた岐阜中納言織田秀信らは、次々と追放や殉教という運命に翻弄されていった。伴天連追放令下、キリシタンが次第に生きにくくなる時代を描く。
太閤謀殺
謀攻関ヶ原
秘謀
背教者
伽羅奢──いと女覚え書──
葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他
内容説明
秀吉の懐刀として武勲を立てた官兵衛は、戦況膠着する文禄の役で朝鮮行きを申し出る。しかし知略家・官兵衛の真意は、キリシタンを弾圧する秀吉を討つことだった。関ヶ原の戦いでも伴天連の王国を造るべく九州で挙兵。下克上の時代、異国の風を受け、夢を追う男の壮絶な生涯。
著者等紹介
葉室麟[ハムロリン]
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経験した後、2005年、『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し作家となる。’07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞。’12年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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レアル
財布にジャック
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アイゼナハ@灯れ松明の火
じゅん兄