講談社文庫<br> 風の軍師―黒田官兵衛

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講談社文庫
風の軍師―黒田官兵衛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774444
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

黒田官兵衛、ジョアン、細川ガラシャ、織田秀信。伴天連追放令下、キリシタン受難の時代の「夢」とは?あす吹く風は、どこからどこへ。黒田官兵衛、ジョアン、細川ガラシャ、織田秀信――

伴天連追放令下、「かなわぬ夢」と「かなえてはならない夢」のはざまで生きた人々の思い。
キリシタン受難の時代を、気鋭がダイナミックに描く。

秀吉の懐刀・黒田官兵衛、キリスト教の教義を官兵衛に教えた日本人修道士・ジョアン、キリシタンの象徴的存在・細川ガラシャと、その侍女いと、キリシタンの天下人と望まれた岐阜中納言織田秀信らは、次々と追放や殉教という運命に翻弄されていった。伴天連追放令下、キリシタンが次第に生きにくくなる時代を描く。

太閤謀殺
謀攻関ヶ原
秘謀
背教者
伽羅奢──いと女覚え書──


葉室 麟[ハムロ リン]
著・文・その他

内容説明

秀吉の懐刀として武勲を立てた官兵衛は、戦況膠着する文禄の役で朝鮮行きを申し出る。しかし知略家・官兵衛の真意は、キリシタンを弾圧する秀吉を討つことだった。関ヶ原の戦いでも伴天連の王国を造るべく九州で挙兵。下克上の時代、異国の風を受け、夢を追う男の壮絶な生涯。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者などを経験した後、2005年、『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し作家となる。’07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞。’12年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

84
『風渡る』の続編。前作は登場人物も多く、少し混乱気味だったけど、こちらはストレートな作品で読みやすい。葉室氏の「続編のある作品にこのパターンが多い」のは彼の作風なのか。。前作同様、キリスト教布教側からみた戦国時代を描いている。そして最後の二編。この二編がよりこの物語を重厚にする。。こういう描き方はさすが葉室氏!2014/08/19

財布にジャック

65
1年以上前に読んだ「風渡る」の続編ですが、もうすぐ始まる大河ドラマ直前に読もうと考えて大切にしまいこんでありましたが、いよいよと思い読了しました。前作同様、キリシタンがメインに描かれていました。官兵衛の生涯だけでなく、ガラシャの生涯が見え隠れしていて、是非ガラシャの本も読んでみたくなりました。もうすぐ大河ドラマがスタートしますが、本当に本当に楽しみで待ちきれません!2013/12/26

Gotoran

52
『風渡る』の続編。近世のキリシタンの歴史を絡めて秀吉が伴天連追放令そ出した以降の黒田官兵衛(如水)の某(企み)を中心に、その追放令に翻弄された人々(日本人修道士ジョアン、キリシタンの象徴としての細川ガラシャとその待女のいと他)の姿が、点としての史実をもとに様々な視点から描き出されていく。軍師官兵衛の某(「大閤謀殺」「某攻関ヶ原」「秘某」)に加えて、日本人修道士不千斎ハビアンが棄教した経緯を描いた「背教者」、ガラシャ夫人の小侍従清原いとの回想録「伽羅奢-いと女覚え書」が興味深かった。ただ、軍師と↓2014/06/12

アイゼナハ@灯れ松明の火

41
切支丹の視点で戦国時代を俯瞰する,『風渡る』の続編にあたる連作短篇5作。秀吉の唐入りから関ヶ原の合戦,官兵衛没後の大阪夏の陣に至るまで,時間軸を連続させつつ,各篇に共通する出来事を視点を変じて描くことで,連作短篇ならではの味わいを深くしている手腕に感嘆。一つだけ時間軸の外れた『伽羅奢』をラストを持ってきたことといい,優れた構成力を感じました。歴史のifという観点でも,官兵衛と細川ガラシャに交流があったかも…とは想像できても『秘謀』までは中々たどりつけるもんじゃない。楽しませていただきました。2013/02/20

じゅん兄

28
「風渡る」の続編であり戦国末期を生きたキリシタンたちの悲哀を描いた連作集。個人的には「風渡る」よりこちらの方が面白かった。あくまでもフィクションなのだろうが、もしこの小説が事実だったらと思うとワクワクする。それぐらい想像力をかきたてる一冊。2013/06/28

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