講談社文庫<br> 陰の声―重蔵始末〈5〉長崎篇

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講談社文庫
陰の声―重蔵始末〈5〉長崎篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062766920
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

愛した女の仇を討つ! 不倶戴天の仇敵との最後の激闘
著者初の本格時代小説シリーズ

長崎奉行手附出役(てつきしゅつやく)として、天領・長崎で縦横無尽に事件解決に当たる近藤重蔵。そんな重蔵の前に現れたのは、江戸の地で最愛の人、音若を無残にも殺した仇敵りよだった! りよはなじみの悪党・喜兵衛の一味と行動を供にし、長崎でも悪事の限りを尽くす。重蔵は音若の仇を討つことが出来るのか。傑作時代小説シリーズ第5弾。

第一話 かどわかし
第二話 仇敵
第三話 おとり
第四話 島抜け
第五話 陰の声


逢坂 剛[オウサカ ゴウ]
著・文・その他

内容説明

長崎奉行手附出役として、天領・長崎で縦横無尽に事件解決に当たる近藤重蔵。そんな重蔵の前に現れたのは、江戸の地で最愛の人、音若を無残にも殺した仇敵りよだった!りよはなじみの悪党・喜兵衛の一味と行動を供にし、長崎でも悪事の限りを尽くす。重蔵は音若の仇を討つことが出来るのか。傑作時代小説シリーズ第五弾。

著者等紹介

逢坂剛[オウサカゴウ]
1943年東京都生まれ。中学時代から探偵小説、ハードボイルド小説を書きはじめ、’80年『暗殺者グラナダに死す』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’86年~’87年、ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田 光貴

5
シリーズ5作目。正直今作自体は今一つ地味な印象だが、最後に物語が大きく動きだしたので続編に期待。2016/04/19

のりべぇ

5
近藤重蔵始末記五巻。あれ?長崎篇もうおしまいか。 展開が早くないか。もう少し続かないと、キャラに馴染め切らないヨ。 ネタの話しの展開も良いのに、今一つ入りきれない、もどかしい。 この人の作品は、長編の方が好きかも知れない。 さて、いよいよ蝦夷篇か。これが楽しみだ。2015/07/10

鬼山とんぼ

3
今回はいつも気になってしまう「老練な判断をするのに若者」という重蔵の年齢問題が意識されない流れになっており、長崎での抜け荷の取り締まりという本務に沿った短編5連作となっている。特に最後の表題作は奇想天外なクライマクスで、宿敵の女盗賊に得意の鞭で痛打を加えることとなり、心中で快哉を挙げた。2017/09/03

Kyo's

3
長崎編、まだやり残したことがあるような気がするけど、これで終わりなのかー。江戸編の軽妙さは完全に陰をひそめ、重たーい話が多くなってきましたが、まあ面白い。重蔵、他のことは何でも知ってるかのような万能さを示すのに、なぜりよのことだけは先手を取られるのかが不思議。ちょっとやられ過ぎじゃないかなあ。2017/04/22

沼田のに

3
薩摩藩の立場を説明する人の登場で溜飲をさげた。どうせ徳川家と島津家の都合のぶつかり合いだもん。後の興味は妙齢の女たちをどうするかだな。6/102014/12/19

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