講談社文庫<br> 掘割で笑う女―浪人左門あやかし指南

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講談社文庫
掘割で笑う女―浪人左門あやかし指南

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062765299
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

その女を見た者は、まもなく死んでいった。怖がりの甚十郎と酔いどれ浪人の左門が謎に迫る怪談ミステリ。メフィスト賞受賞作。酒と怪談を愛する剣客が“この世の不思議”に対峙する。「時代×怪談×ミステリ」で話題をさらった第38回メフィスト賞受賞作。酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。10年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。

小怪四題
殺す女
笑う女
蹴り上げる足
覗く女(一)
覗く女(二)
殺す死人(一)
小怪三題
這い回る女
殺す死人(二)
遊ぶ子供
語る臆病者
語る死人


輪渡 颯介[ワタリ ソウスケ]
著・文・その他

内容説明

酔いどれ左門は腕が立つ。酒より好きなものは怪談ばなし。甚十郎も腕こそ負けぬが、こちらは怖い話は大の苦手。十年前、家老が闇討ちされた霧深い城下で「女の幽霊を見た者は死ぬ」という噂が。ふたたび家老闇討ちに巻き込まれた甚十郎は、城下の寺で女を見てしまう。メフィスト賞受賞の怪談時代ミステリ。

著者等紹介

輪渡颯介[ワタリソウスケ]
1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女―浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mihya

42
浪人左門シリーズ1作目。とうとう手を出してしまった。 怪談ミステリ時代小説。ユーモア控えめ。猫も犬も出てこない。 覚悟していたが登場人物が多く、前半は誰が主人公か分からない(タイトルに書いてあるけど)。誰かよく分からないけどとりあえず読み進める。後半、話が転がり始めてから俄然面白くなった。 やっぱり好き。2022/11/02

ぽろん

32
このシリーズ、何故かランダムに読んでしまった為、左門の出自がいまいち、分からなかったのだけど、漸くスッキリしました。一巻目という事で少々、堅めの印象。怪談話の裏に隠れた真実ありですね。2017/11/13

おぬち

27
面白いし、普段ホラー読まないから怖かった。。しかも最後の最後までびっくりさせていただきました。。まじかい。全然気がつかんかったわ。。こりゃシリーズ追うしかない2019/10/05

ううち

27
怪談&ミステリー。最初は場面転換や登場人物が多くて迷子になりましたが、後半は読みやすくなりました。飲兵衛の左門さんと天然?な甚十郎さんのコンビはいいですね。続きも積読中なので楽しみ。2015/04/06

豆乳くま

23
メフィスト賞との事、私の中ではメフィスト賞はキレッキレの作風みたいな感じがあったのですが時代物の怪談もの、どんな感じ?と読み始めました。いやー、なんだか全然のれずにでもどう収束するのかの一心で読み終えた感じです。見ると死ぬ女の幽霊の怪談話がたくさん出て特に怖いわけでもなく本当に挫折寸前でした。2017/04/30

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