講談社文庫<br> ネコソギラジカル〈下〉青色サヴァンと戯言遣い

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講談社文庫
ネコソギラジカル〈下〉青色サヴァンと戯言遣い

  • 西尾 維新【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 610p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763899
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ぼく達は、幸せになった。
「戯言シリーズ」完結!

言葉ですべてを説明することはできるのか、言葉では何も説明することができないのか。言葉はすべてを意味付けするのか、言葉はすべてから意味を奪うのか。ありとあらゆる森羅万象はいずれ形骸化し、崩壊していく。いつも見えていたはずのものはいずれ見えなくなり、いつかつかんだはずのものはいつの間にか手の内から滑り落ちている。確かなものは何もなく、不確かなものさえ何もなく、根こそぎ総じて夢だったかのように、根こそぎ総じて現実だったかのように、だけど頼りなく折れた柱はそれでも林立し続け、観客が一人もいない舞台で、それでも風車はくるくると回り続ける。今までずっと偽りを偽り続けてきた不誠実な戯言遣い、つまりこのぼくは、11月、最後の決断を下すことになる。それは決断であり、決意であり、そして決別だった。何も得ることなく生きてきたぼくは、すべてを失うことになる。言葉以外のすべてを、失うことになる――戯言シリーズ第6弾

第十七幕 長いお別れ
第十八幕 終わらない続き
第十九幕 最終時刻
第二十幕 正義の味方
第二十一幕 家
第二十二幕 ちるちるちぎる
第二十三幕 物語の終わり
終  幕 それから


西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他

内容説明

「多分…それで、おしまいですから」。世界を救うため“人類最悪の遊び人”狐面の男と対決する決意をした“戯言遣い”いーちゃん。復活した哀川潤とともに決戦の場に向かう。最悪対最弱、最終対最強の戦いの結末は。「戯言シリーズ」ここに完結。

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

335
ラストはキレイに小気味よく、まさに王道に着地。玖渚とのアレコレはもう少し書いて欲しかった。シリーズ通しても実はあんまり出番なく終わったなと思う。ただ、その玖渚からの解放のシーンや、真心との対峙シーンなどのグッとくる場面、人類最強の言い訳などクスッと出来る描写、中巻でゆっくり流れていたものが一気に動き出すので、グイグイ読まされる。こうなると他のシリーズも読むか悩むところ。しかし名前だけ登場してインパクト残したまま結局登場しなかったキャラのまぁ多い事…。とりあえず零崎シリーズはいってみようと考えている。2017/07/09

優希

82
戯言遣いの戦いはただ青色サヴァンのためであったような気がしてなりませんでした。言葉は何の意味を成していくのか模索しつつ、形骸化し、崩壊していく世界を眺めていくにしか過ぎないのでしょうか。いつの間にか滑り落ちていくもの。確かも不確かさもない世界で、偽りを偽りとし続けた戯言があるからこその決断は肯定すれば否定される絆の決意と決別だったのではないかと。全てを失っても選びとった道。いーちゃんとして友の側にいること。それは変わらない真実だと思いたいです。2017/04/16

まりも

74
再読。戯言シリーズ最終巻。青色サヴァン玖渚友と戯言遣いのいーちゃんが別れるところから始まる話。青色サヴァンと戯言遣いに始まり、青色サヴァンと戯言遣いに終わる。作中で哀川潤が言った通り、物語の終わりは奇をてらわない普通に王道なハッピーエンドが一番ですよね。これまでわ不確定要素だったいーちゃんの事を初めて敵として認識してくれた男西東天。赤き征伐哀川潤と橙なる種想影真心。そして戯言遣いと青色サヴァン。この物語に関わる全てに決着がつくだけあって、どのシーンも文句なしに最高でした。何度読んでも戯言シリーズは良いね。2016/09/14

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

31
再読。戯言遣いと、蒼色サヴァンと、赤色と、橙と、人類最悪。そして、終わり。2016/10/15

Yobata

30
《戯言》シリーズ第6弾(下)、最終巻。十三階段の宴九段かつチームの屍(トリガーハッピーエンド)滋賀井統乃がぼくに語ったのは、玖渚の寿命だった。停止をやめ成長することを決めた為、ただでさえ今生きている事が不思議な劣性遺伝子にガタが来たのだ。それにより玖渚からの解放と離別が訪れる。同時刻、狐面の男が望んだ“世界の終わり”を最も切望していた時宮時刻により制約を解放された真心が暴れ出す。今度こそ友達を救うべくぼくは真心に生きる事を教える為、真心の前身たる哀川潤との決着を、そしてぼくと西東天の決着をもつける事に…。2012/07/09

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