出版社内容情報
「ラジオの似合う夜」「檻とプリズム」「刀之津診療所の怪」など、不思議な魅力を湛えた10編の中短編集。どこからが夢?どこまでが現実?魔法のような手品のような短編集
多面体の輝きを放つ、森ミステリィの変幻
西之園萌絵は、叔母を連れて白刀島までやってきた。加部谷と、この島の出身者である山吹、海月と合流し、夕食の席で、島の診療所に女性の幽霊が出るという噂話を耳にする。(「刀之津診療所の怪」)。ほか「砂の街」、文庫版に初収録の「ライ麦畑で増幅して」など、煌めく魅力を湛えた、全10作の短編を収録。
ラジオの似合う夜
A Radiogenic Night
檻とプリズム
A Prism in the Cage
証明可能な煙突掃除人
Provable Chimney Sweeper
皇帝の夢
The Imperial Dream
私を失望させて
Drive Me to Despair
麗しき黒髪に種を
Seeds for Her Lovely Tresses
コシジ君のこと
My Most Unforgettable Figure
砂の街
The Sandy Town
刀之津診療所の怪
Mysteries of Katanotsu Clinic
ライ麦畑で増幅して
The Amplifier in the Rye
森 博嗣[モリ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
西之園萌絵は、叔母を連れて白刀島までやってきた。加部谷と、この島の出身者である山吹、海月と合流し、夕食の席で、島の診療所に女性の幽霊が出るという噂話を耳にする。(「刀之津診療所の怪」)。ほか「砂の街」、文庫版に初収録の「ライ麦畑で増幅して」など、煌めく魅力を湛えた、全10作の短編を収録。
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)などの小説のほか、エッセイ、ささきすばる氏との絵本などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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