講談社文庫<br> 百寺巡礼〈第1巻〉奈良

個数:
電子版価格
¥693
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
百寺巡礼〈第1巻〉奈良

  • 五木 寛之【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2008/09発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 00時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062761413
  • NDC分類 185.91
  • Cコード C0195

出版社内容情報

私たちのこころのふるさとはどこにあるのか。著者自らが百の寺を巡ったエッセイ集、第一巻は、花咲く「奈良」。五木寛之の『百寺巡礼』全10巻刊行開始!
第1巻 奈良 いざ、至福の名寺へ

古寺、名刹のある場所には、不思議なエネルギーがある。それを体で感じ、新しい命を悠久の歴史に思う。第1巻は古の都、奈良。小雪の舞う室生寺、聖徳太子の強く深い想いが込められた法隆寺、優しさをいまに伝える中宮寺の半跏思惟像、「苔の海」が輝く秋篠寺――。私の「百寺巡礼」の旅が始まる。

『百寺巡礼』文庫化にあたって
百寺巡礼の旅のはじめに
第一番 室生寺
第二番 長谷寺
第三番 薬師寺
第四番 唐招提寺
第五番 秋篠寺
第六番 法隆寺
第七番 中宮寺
第八番 飛鳥寺
第九番 當麻寺
第十番 東大寺
あとがきにかえて
主要参考文献一覧


五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

古寺、名刹のある場所には、不思議なエネルギーがある。それを体で感じ、新しい命を悠久の歴史に思う。第一巻は古の都、奈良。小雪の舞う室生寺、聖徳太子の強く深い想いが込められた法隆寺、優しさをいまに伝える中宮寺の半跏思惟像、「苔の海」が輝く秋篠寺―。著者の「百寺巡礼」の旅が始まる。

目次

第一番 室生寺―女たちの思いを包みこむ寺
第二番 長谷寺―現世での幸せを祈る観音信仰
第三番 薬師寺―時をスイングする二つの塔
第四番 唐招提寺―鑑真の精神が未来へ受け継がれていく
第五番 秋篠寺―市井にひっそりとある宝石のような寺
第六番 法隆寺―聖徳太子への信仰の聖地
第七番 中宮寺―半跏思惟像に自己を許されるひととき
第八番 飛鳥寺―日本で最初の宗教戦争の舞台
第九番 當麻寺―浄土への思いがつのる不思議な寺
第十番 東大寺―日本が日本となるための大仏

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。朝鮮半島より引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、’76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で吉川英治文学賞を受賞。’81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学んだが、のち文壇に復帰。2002年にはそれまでの執筆活動に対して菊池寛賞を、’04年には仏教伝道文化賞を受賞する。小説のほか、『百寺巡礼』をはじめとする、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる活動が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

87
奈良は何度も行っており、お寺も行き尽くした感がありますが、改めて見るべき視点を教えられたような気がします。また奈良に行く機会があり、ここに紹介されたお寺をまわることがあれば、また新たな見方で寺院観光ができそうです。2018/06/20

chantal(シャンタール)

86
「久しぶりに奈良に行きたい」と先日父が突然言い出した。これ幸い、今度その旅に便乗させてもらおうと思いこの第一巻を読む。奈良の各寺だけあって、有名な仏像も沢山登場する。ああ、今すぐにでも見仏に行きたい。現在多くの場所で様々な巡礼があるという件で「同行二人」の話題になる。「誰かと一緒と言う感覚はとても大事だろう」と五木さんは言う。「誰かが常に見ていてくれる、誰かの声が聞こえる。そんな目に見えない誰かを持つこと。それが、実は宗教というものなのではなかろうか。」そんな言葉がストンと胸に落ちる。早く奈良へ行きたい!2019/06/17

レアル

57
唐招提寺で鑑真和上の開山忌舎利会が昨日から始まっているので、今日訪れる前に唐招提寺の稿だけでも読もうと本棚から引っ張り出して久々の再読。こちら著者による紀行文で唐招提寺他、室生寺、長谷寺、薬師寺等奈良のお寺について書かれている。唐招提寺と言えば鑑真。今日はその鑑真に会いに行ってくる。2018/06/06

Book & Travel

43
京都編に続いて第一巻の奈良編を手に取る。何れも有名な十の寺院で、好きな薬師寺、唐招提寺など半数は自分も訪れたことがあった。文章は読み易く、寺内の場景と歴史、込められた人々の思い、著者の思索とバランス良く読める。特に休筆して仏教を学んだという五木氏の仏教的思索は、実体験に基づいていて心に響く所が多かった。周辺国に認められるために国家建設に邁進した時代のパワーと、千二百年以上前に都としての役割を終えたが故の穏やかさの両方を感じられるのが、飛鳥・奈良の魅力ではないかと思う。いつかまたゆっくり廻ってみたいものだ。2020/09/24

Kajitt22

32
和辻哲郎『古寺巡礼』唐招提寺の文章に惹かれ、数十年前家族と一緒に奈良で正月を過ごしたことがあった。仏教や寺院にはそれほど関心はなかったのに、『古寺巡礼』の表現通りの金堂の屋根の美しさに妙に感心したのを思い出した。『百寺巡礼』の京都が期待以上の読み応えがあったので、第1巻奈良も手に取ったが、これはもう一度奈良へ行かねばなるまい。和辻哲郎の再読にも挑戦したい。2020/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/504918
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。