出版社内容情報
いま、見知らぬ世界への扉が開く――
法医学教室オカルトファイルシリーズ
大阪は高槻市にあるO医科大学法医学教室。サイケなシャツ姿で現れたイケメン新人、伊月崇は目下、先輩のミチル先生にしごかれ中。ある日、電車に身を投げた女性の遺体が運ばれてきた。そして車に轢かれた女性も。驚くことに、これらの遺体には世にも奇妙な共通点があった。ノベルスの人気シリーズ登場!
一章 僕はそれがとても不思議だった
間奏 飯食う人々 その一
二章 好奇心は猫を殺すか
間奏 飯食う人々 その二
三章 もう青い鳥は飛ばない
間奏 飯食う人々 その三
四章 果てしない束の間を求めて
間奏 飯食う人々 その四
五章 君に会いにゆくよ
巻末キャラ座談会
(JR高槻駅前「キリンシティ」にて)
椹野 道流[フシノ ミチル]
著・文・その他
内容説明
大阪は高槻市にあるO医科大学法医学教室。サイケなシャツ姿で現れたイケメン新人、伊月崇は目下、先輩のミチル先生にしごかれ中。ある日、電車に身を投げた女性の遺体が運ばれてきた。そして車に轢かれた女性も。驚くことに、これらの遺体には世にも奇妙な共通点があった。ノベルスの人気シリーズ登場。
著者等紹介
椹野道流[フシノミチル]
2月25日生まれ。法医学教室勤務のほか、専門学校教師や猫の母その他もろもろの仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kurara
38
★4 法医学教室に持ち込まれる無残な遺体。あまりにもリアルに描かれているのでびっくり。最後の晩ごはんとは全くジャンルが違いこちらも面白い。 【19.44】2019/05/24
フキノトウ
25
面白かったです。法医学教室の新人、伊月崇(美形で、おしゃれで意外と怖がりだけど意地っ張り)と刑事の筧(大柄で、のんびりしていて、伊月をタカちゃんと慕う)の再会!から話にぐっと引き込まれました。事件の結末が予想外で背筋がゾッとしました。作者が、法医学教室勤務とあって、驚きました。2014/05/06
うさうさ
23
法医学教室が舞台の医療ミステリー。魅力的なキャラクターとテンポの良い解剖シーンで一気読み。面白い!そしてリアリティがありすぎて怖い!!最後のオチはまあそこだろうなと思う。シリーズ読んでいくぞー。2020/03/11
tera。
22
解剖シーンの描写が細かいのは、さすが本職という感じ。ただ事件や事故の内容が陰惨だった割には結果を見えざるものに丸投げで、ミステリーともホラーとも言い難い中途半端な気がしてならなかった。秘書の口調が働くオトナの女性とは思えない、アニメキャラのようなものであった事が気になった。2014/02/11
瀧ながれ
17
著者自身の職業なので、法医学に係わる著作・登場人物が多いけど、物語といちばん強く結びついているシリーズ。第1巻ですがすでに、遺体や解剖描写が容赦なく丁寧です。犯人への不快感も強いです。…うっかりお昼ご飯食べながら読みました(泣)。2014/02/26