講談社文庫<br> 忌館―ホラー作家の棲む家

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講談社文庫
忌館―ホラー作家の棲む家

  • 三津田 信三【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062761055
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



三津田 信三[ミツダ シンゾウ]
著・文・その他

内容説明

奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。そのころ偶然に探しあてた洋館を舞台に、“私”は怪奇小説を書きはじめるのだが…。本格ミステリーとホラーが見事に融合する三津田信三ワールドの記念すべき最初の作品が遂に登場。

著者等紹介

三津田信三[ミツダシンゾウ]
編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス、『忌館』と改題し講談社文庫に収録)で作家デビュー。常にホラーとミステリの融合を試みる独自の作風を持つ。ホラー映画をこよなく愛する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

145
三津田作品初読み。なるほど本格ミステリーとホラーの融合を満喫。作家自身の設定もほぼ実際のままとのことで、何が現実でどこからが虚構なのか分からなくなる。過去に殺人があった洋館・そこにまつわる不吉な“七”・ドールハウス等、気になる事柄をあたかもノンフィクション的に記述するのがズルい(笑)交互に入れ替わる作中作『忌む家』と現在の描写が、微妙に時系列ズレて感じるのも混乱の元となる。先の展開と度々の妖しき笑い“にちゃり”の恐怖に一気に読んだが、あいまいな読後感に少し消化不良…2017/03/26

KAZOO

124
この作者の本は今までに数冊読んでいて非常に印象に残っていました。横溝正史のような感じで昭和の初期の頃の話だったように思います。最初の作品ということでミステリーというよりもご自分のそのノウハウをすべて最初に見せてくれたという気がしました。ミステリーというよりもホラー的な感じが強くどこかでみたあるいは読んだような既視感もありました。リングを思い出しました。さまざまな内外の作品も引用されている感じです。私は好きな作品でした。2018/10/24

アッシュ姉

78
『禍家』が面白かったので、家三部作を読破したいと思いつつ、なかなか出会えないのでデビュー作をセレクト。「本格ミステリーとホラーが見事に融合する三津田ワールド」しまった。あらすじ内容を確認してから手にすべきだった。う~ん、長かった。案の定、よくわからなかった。いわくありげな洋館にまつわるエピソードや作中作は面白かったが、現実と虚構が交錯してからは何が何だかさっぱり。混沌とした曖昧さを愉しむものなのかもしれないが、その境地まで達していないのでモヤモヤするばかり。家三部作制覇への道のりがますます遠のいたかも。2017/09/08

papako

74
ずっと気になっていた作家の作品。もっと読みづらい硬い文章かと勝手に思っていましたが、読みやすかった。この方、本当に本が好きなんですね。溢れる文学愛を感じました。未読なものが多く、ちょっと置いてけぼり感。そしてホラーなのか因縁なのか、作中作なのか現実なのか翻弄され、煽られ、後に残ったのは『にちゃり』。。。他の作品も読んでみたくなりましたが、今じゃないな。それよりも『京極堂』再読したくなりました。2017/07/10

sin

70
再読です。幻想文学〈「ホラー作家の棲む家」その後 西日〉が収録された完全版ということで購入、本日読了。その間、幻想文学63号で「西日」は既に読んでいましたが、本編とあわせて読み終わって、改めて三津田信三の良さを確認した。この作品の中には既に東城雅哉が出てくる。幻の迷宮社「九つ岩石塔殺人事件」に言及されるといった、思わぬサプライズにも出会って、もう一度旧版にあたる「ホラー作家の棲む家」を見直したり、思わぬ読書体験を経験した。何はともあれ三津田信三の作品が好きです。2012/05/15

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