出版社内容情報
判型:A6判
頁数:592p
造本・体裁:仮製・薄表紙・カバー
30余年前、密林に消えたシルク王の謎とは
マレーシアの山中から、シルク王・ジェフリー・トーマスが消えた。30余年経ち軽井沢の別荘で老人が死んだ。偶然に導かれて京介、碧、深春は南の国へと旅立つ。
内容説明
かつて、マレーシアの密林からかき消えたシルク王、ジェフリー・トーマス。それから三十余年、軽井沢の別荘、泉洞荘で、絢爛豪華な絹の布に埋まってひとりの老人が不審死を遂げた。奇妙な縁に導かれて京介、蒼、深春たちはマレーシアはカメロン・ハイランドにある月光荘を目指す。そこで見出した真相とは。
著者等紹介
篠田真由美[シノダマユミ]
1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒、専攻は東洋文化。1991年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補作となり、中井英夫氏らの注目を集め、作家デビュー。1994年に建築探偵桜井京介シリーズ第一作『未明の家』を発表。以来、番外編も含め20冊刊行されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。