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講談社文庫
東大オタク学講座

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  • サイズ 文庫判/ページ数 529p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062759380
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0195

内容説明

あの頃「オタク」は熱かった。’96年から’97年にかけて著者が東大で行った伝説の講義=オタク文化論傑作選。東大生の前で語った内容は10年余の時を経てなお読み応え十分である。ユニークなゲストとの対談は貴重にして希少で必読の部分。’90年代、すでに「オタク」はここまで哲学されていた。

目次

1 光のオタク編(ゲームクリエイターのアノマリー分析 ゲーム概論;日本アニメの思想性と根性と美学 アニメ概論;エフェクトアニメ進化論 アニメ各論;あくなきオタクなまんが読みになる方法 まんが概論;民主主義的に正しいスーパーヒーロー まんがとアメコミ ほか)
2 闇のオタク編(現代アートの超理論;ゴミ漁り想像力補完計画;終わりなき「やおい」の野望;日本核武装論;愛と誠の変態講座 ほか)
付録

著者等紹介

岡田斗司夫[オカダトシオ]
1958年大阪府生まれ。’84年アニメ・ゲーム制作会社ガイナックスを設立。手がけたアニメーション映画、コンピュータ・ゲームは多数。’92年同社を退社、東京大学オタク文化論ゼミ講師を務める。本書に収められたゼミは’96年度のもの。’97年株式会社オタキングを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

64
著者がその道の達人たちをゲストに呼んだ東大での講義をまとめたもの。疑問に思う題材の人もいるが、特筆すべきは故村崎百郎か。久しぶりにこのキャラづくりに畏怖してしまう。また、軍事評論家の兵藤二十八に感心。どれも濃ゆい話ばかりでクラクラする。自分が好きなもの、のめり込んでいるものを、第三者に向けて語るということが批評ということか。良書。2018/08/15

maimai

34
ある物事に対して招集癖のある人が「マニア」、物事の論理や背景を想像する人が「オタク」と違いがあるみたいです。オタキングの異名を持つ岡田斗司夫さんが東大生を前にした講演内容を本にまとめたものです。ユーモアを交えながら政治、国際情勢、音楽、芸術とあらゆる分野に熱弁を震う岡田さんの姿に「この人は本当に頭がいい」と思いました。ゴミからバックグラウンドを探るという話に爆笑。発想が凄い2016/06/26

にがうり

5
文庫ではなく単行本のほう。新聞の書評で見かけて衝動買いした記憶。何年積んでいたのだろう。導入のオリエンテーションとあとがきだけ読んでギブアップ。お呼びじゃなかった感じで、すみません・・2023/02/10

ひらり庵

1
前半「光のオタク編」は、面白く、勉強になった。後半「闇のオタク編」は理解できなかった。途中で挫折した(ゴミ漁りのあたりで)。たまたま人脈があって呼べただけの人々を含め、強引にオタクに含めているのではないかと思う。2016/12/25

らくだ

1
アニメ、ゲーム、マンガからオカルト、現代アートまで、著者が興味を持つテーマを絶妙な?理論でまとめてます。村上隆との対談がなんか身も蓋もないかんじが、おもしろかった。(^^)2011/01/29

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