出版社内容情報
報道番組ディレクターとバラエティー番組プロデューサーの視点で描くテレビ局の問題点。報道の役割、真の娯楽の意味を問う野心作。中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。
※本書は、2005年6月、角川書店より刊行されました。
プロローグ 岐路
第一章 報道迷走
第二章 テレビの使命
第三章 テレビの力
第四章 灼熱の中で
第五章 絶体絶命
エピローグ 決意
参考文献
真山 仁[マヤマ ジン]
著・文・その他
内容説明
中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2003年、大手生命保険会社の破綻危機を描いた長編『連鎖破綻 ダブルギアリング』(共著・香住究名義、ダイヤモンド社)で小説家デビュー。以後、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)が現在の筆名での第一作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
🐾Yoko Omoto🐾
KAZOO
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
アッシュ姉
thee birdmen