出版社内容情報
源氏物語千年紀
気品あふれる現代語でよみがえった史上最高の恋愛小説
人の心と運命に男も女も翻弄される第九巻
亡くなった大君(おおいきみ)のことを思い切れないまま、薫の君は、今上帝の女二の宮と結婚。中の君は匂宮(におうのみや)によって、京・二条の院に迎えられ懐妊するが、姉宮の面影を求める薫の横恋慕に悩み、異母妹・浮舟を大君の身代わりにと勧める。しかし、可憐な浮舟に匂宮も心惹かれはじめ……。
内容説明
亡くなった大君のことを思い切れないまま、薫の君は、今上帝の女二の宮と結婚。中の君は匂宮によって、京・二条の院に迎えられ懐妊するが、姉宮の面影を求める薫の横恋慕に悩み、異母妹・浮舟を大君の身代わりにと勧める。しかし、可憐な浮舟に匂宮も心惹かれはじめ…。思うにまかせぬ運命の不思議。人の心と運命に、男も女も翻弄される第九巻。
目次
早蕨
宿木
東屋
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市に生まれる。東京女子大学卒業。’57年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。’63年、「夏の終り」で女流文学賞を受賞。’73年、中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。’74年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。’87年より2005年まで、岩手県天台寺住職。’92年、「花に問え」で谷崎潤一郎賞を受賞。’96年、「白道」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。同年、「源氏物語」現代語訳(全10巻)刊行開始。’97年、文化功労者に選ばれる。2001年、「場所」で野間文芸賞を受賞。’06年、イタリアの国際ノニーノ賞を受賞。同年、文化勲章を受章。’07年には、徳島県県民栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希
レアル
しんすけ
無花果
もといま。