講談社文庫<br> 源氏物語〈巻6〉

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

講談社文庫
源氏物語〈巻6〉

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月20日 06時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062757614
  • NDC分類 913.369
  • Cコード C0193

出版社内容情報

源氏物語千年紀
みやびな現代語で読める!わかる!愛と世のはかなさを知る物語
男と女が綾なす圧巻のドラマが展開する第六巻

四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり……。

内容説明

四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり…。

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市に生まれる。東京女子大学卒業。’57年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。’63年、「夏の終り」で女流文学賞を受賞。’73年、中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。’74年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。’87年より2005年まで、岩手県天台寺住職。’92年、「花に問え」で谷崎潤一郎賞を受賞。’96年、「白道」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。同年、「源氏物語」現代語訳(全10巻)刊行開始。’97年、文化功労者に選ばれる。2001年、「場所」で野間文芸賞を受賞。’06年、イタリアの国際ノニーノ賞を受賞。同年、文化勲章を受章。’07年には、徳島県県民栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

69
若菜上・下がおさめられています。女三の宮が嫁入りしたことで、六条の院に思わぬ波乱が湧き上がったように思えました。光源氏と紫の上の間にも一波乱生まれたことにより、現在の光源氏は、かつてとはまた違った我儘で身勝手のように見えます。光源氏の人形のような存在だった紫の上が独り立ちしていくのも時の流れですね。2019/03/29

たーぼー

62
暗い深淵に飲み込まれてゆくような、人々の苦悩と生々しい姿が繊細に描かれたとてもクオリティの高い巻だ。中でも柏木のストーカー行為は鳥肌モノ。子猫を片思いの女三宮の姿に重ね、妄想し一緒に寝るとか、もうキモ過ぎる。そして夫婦仲に陰りがみえてきた源氏と紫の上にとって、紫の上の出家願いは妙案だと思うのだが、源氏が頑として許さないのが腑に落ちない。今までなら色情を抱えつつも、女性への慈しみと心情を察するに敏感だったのに。益々、この男のことが解らなくなってきた。紫の上の理想は全て霞に包まれた蜃気楼にすぎなかったのか。2017/04/28

レアル

42
女三宮の降嫁にまつわる物語「若菜」の巻。今後、源氏、紫の上、女三の宮、柏木、夕霧がどうなるのか楽しみ。2012/10/17

ちゃいろ子

31
若菜。 名高い若菜の帖。 光り輝くほどに美しい人にも等しく訪れる老い。 そして、自分が犯した罪深い秘密が、そのまま自分の身に降りかかってくるという、、。 紫の上の苦しみも読んでいて辛い。 時代背景が違うとは言っても、人としての感情は理解できるもの。 雅な世界に渦巻くドロドロの人間模様、、、クセになる。好き過ぎるのですよ。2024/04/14

しんすけ

19
若菜上・下の二帖が所収されている。 源氏物語中の最高鋒と多くの人が評する帖である。 ぼくもそれは否定しない。 個人的には、もっと先の浮舟が登場するところが一番好きだけど。 若菜は、光の没落物語ともいえる。 女たちをセックスと栄華の対象としてしか考えていなかった光に、天罰が落ちる物語と観て良い。 紫式部は、光をここまで追いつめて、女の鬱憤を晴らそうとしたのではないか。 それは夫藤原宣孝もあろうが、翻弄した藤原道長に対するものが大きかったのでないか。栄華を誇った藤原道長が、憎かったのではないだろうか。2022/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/481762
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。