出版社内容情報
源氏物語千年紀
みやびな現代語で読める!わかる!愛と世のはかなさを知る物語
男と女が綾なす圧巻のドラマが展開する第六巻
四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり……。
内容説明
四十の賀を盛大に祝った源氏に兄である朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、絢爛を誇った六条の院に思わぬ波乱が生じはじめる。愛情の揺らぎを感じた紫の上は苦悩の末に倒れ、柏木は垣間見た女三の宮に恋慕を募らせるがその密通は源氏の知るところとなり…。
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市に生まれる。東京女子大学卒業。’57年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。’63年、「夏の終り」で女流文学賞を受賞。’73年、中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。’74年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。’87年より2005年まで、岩手県天台寺住職。’92年、「花に問え」で谷崎潤一郎賞を受賞。’96年、「白道」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。同年、「源氏物語」現代語訳(全10巻)刊行開始。’97年、文化功労者に選ばれる。2001年、「場所」で野間文芸賞を受賞。’06年、イタリアの国際ノニーノ賞を受賞。同年、文化勲章を受章。’07年には、徳島県県民栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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