講談社文庫<br> 源氏物語〈巻3〉

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講談社文庫
源氏物語〈巻3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062756754
  • NDC分類 913.369
  • Cコード C0193

出版社内容情報

文化勲章受章記念
美しい現代語ですらすら読める 華麗なる王朝絵巻
人生の激しい浮き沈みが心を揺さぶる第三巻

帝の寵姫(ちょうき)・朧月夜の君との逢瀬がもとで謀反の咎めを受け、須磨へと都落ちする光源氏。わびしい流謫(るたく)の地で生まれて初めて挫折を味わうが、やがて明石の君と出会い……。帰京後は、藤壺の中宮との不義の子・冷泉(れいぜい)帝が即位。栄華の絶頂へと上り詰めて行く。

内容説明

帝の寵姫・朧月夜の君との逢瀬がもとで謀反の咎めを受け、須磨へと都落ちする光源氏。わびしい流謫の地で生まれて初めて挫折を味わうが、やがて明石の君と出会い…。帰郷後は、藤壷の中宮との不義の子・冷泉帝が即位。栄華の絶頂へと上り詰めて行く。文化勲章受章記念、名訳を文庫化、毎月刊行。美しい現代語ですらすら読める、華麗なる王朝絵巻。

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市に生まれる。東京女子大学卒業。’57年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞を受賞。’63年、「夏の終り」で女流文学賞を受賞。’73年、中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。’74年、京都・嵯峨野に寂庵を結ぶ。’87年より2005年まで、岩手県天台寺住職。’92年、「花に問え」で谷崎潤一郎賞を受賞。’96年、「白道」で芸術選奨文部大臣賞を受賞。同年、「源氏物語」現代語訳(全10巻)刊行開始。’97年、文化功労者に選ばれる。2001年、「場所」で野間文芸賞を受賞。’06年、イタリアの国際ノニーノ賞を受賞。同年、文化勲章を受章。’07年には、徳島県県民栄誉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

74
須磨から松風まで。謀反で須磨へと都落ちした光源氏。僻地に行っても恋愛が絡むのは流石だと思います。都落ちの中でも恋愛をし、子供まで儲けるのだからタダじゃ起きない男性ですよね。しかも、都に戻っても政治的野心やしたたかさを持っているのですから、凄いところです。全体的に白黒の空気ですが、時折見える華が、更なる何かを予想させます。2019/03/28

たーぼー

49
権力の不穏な趨勢に巻き込まれ自ら都を逃れると決心した源氏。ここで注目したのは都を発つ前、最後に見送った女性が○○だということ。儚い場面だが個人的に彼女は好きなキャラなので嬉しい。そして流れ先で出会った明石の入道も印象深い。都暮らしが性に合わず明石に居着いた偏屈者。趣向を凝らした邸に住む風流人。入道のせめて自分の娘は高い身分の源氏に嫁がせたいと願う必死の親心が胸を打つ。『蓬生』では落ちぶれて人々から見放された末摘花が源氏に気に掛けられた途端、散っていた人々が戻ってくる描写に人の世の無常(無情)を見てしまう。2015/10/20

レアル

32
須磨、明石、澪標、蓬生、関屋、絵合、松風を収録。都落ちした光源氏。可哀想と思ったとたんに帰京。この時代の男も女も凄過ぎる。2012/10/09

無花果

23
光源氏が不利な立場に追いやられたとき、正直な気持ちは『多くの女性を不幸にしてるから罰が当たったんだなぁ(ヒヒッ)』と思ったよ。挫折を味わった源氏だが、ただでは起きあがらない。明石で出会った女性と結ばれるし、結局帰京することになって昇進するし・・・。うむぅ~。そして明石の君は女の子を出産。他の源氏に関わりある女性はどう思うんだろう?私の中でこの巻は明石の君がヒロインでした。2013/07/07

なかもも

20
帝の寵姫との逢瀬がもとで咎めを受け、遠く都を離れることになった源氏。この巻では源氏が初めての挫折を経験するという話だったが、結構あっさりと終わってしまった感がある。個人的には、源氏にはもっと凹んでほしかったかな(笑)本筋とは関係ないけれど、当時の文(ふみ)の文化の美しさに感嘆。〈しっとりと香をたきしめた紫の紙に、墨つきも、濃く淡く書き紛らして…〉こちらにまでその香りや紙の手触りが伝わってくるよう。心をこめた手紙を誰かに書きたくなってしまう。2014/07/21

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