内容説明
人は常に死に向かい、すぐにでも最後の一息を吐いて、一生を終える可能性を抱えている。雪崩で生き埋めになった若者、崖から転落した会社社長、海で大けがした新婚カップル。彼らはその臨死体験の中で、どんな苦しみを味わい、どんな肉体の変化を経験したのか。冒険やスポーツの中で出会う「死」の真実。
目次
死の技術
低体温症
溺死
高山病
生き埋め
壊血病
熱射病
墜落死
人類の天敵
潜水病
脳性マラリア
脱水症状
著者等紹介
スターク，ピーター［スターク，ピーター］［Ｓｔａｒｋ，Ｐｅｔｅｒ］
アウトドアスポーツなどに関する書籍を数多く出版。１９９７年、『Ａｓ Ｆｒｅｅｚｉｎｇ Ｐｅｒｓｏｎｓ Ｒｅｃｏｌｌｅｃｔ ｔｈｅ Ｓｎｏｗ（凍死寸前までいった人たちが語る雪の記憶）』で権威ある「ベストアメリカンエッセイ賞」を受賞。『Ｄｒｉｖｉｎｇ ｔｏ Ｇｒｅｅｎｌａｎｄ』で米国雑誌界の「オスカー」とも呼ばれる「全米雑誌賞」にもノミネートされた。今も、辺境の地からアウトドアスポーツの有名地まで世界各国にテーマを求め、旅を続けている
徳川家広［トクガワイエヒロ］
１９６５年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、ミシガン大学で経済学修士号取得後、国連食糧農業機関のローマ本部やベトナム支部で勤務。その後、コロンビア大学で政治学修士号を取得。２００１年に帰国（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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