講談社文庫<br> クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い

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講談社文庫
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い

  • 西尾 維新【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 562p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062754309
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

エンターテインメントを一新した傑作!「戯言シリーズ」
第23回メフィスト賞受賞作

自分ではない他人を愛するというのは一種の才能だ。他のあらゆる才能と同様、なければそれまでの話だし、たとえあっても使わなければ話にならない。嘘や偽り、そういった言葉の示す意味が皆目見当つかないほどの誠実な正直者、つまりこのぼくは、4月、友人玖渚友に付き添う形で、財閥令嬢が住まう絶海の孤島を訪れた。けれど、あろうことかその島に招かれていたのは、ぼくなど足下どころか靴の裏にさえ及ばないほど、それぞれの専門分野に突出した天才ばかりで、ぼくはそして、やがて起きた殺人事件を通じ、才能なる概念の重量を思い知ることになる。まあ、これも言ってみただけの戯言なんだけれど――第23回メフィスト賞受賞作

三日目(1) サヴァンの群青
三日目(2) 集合と算数
四日目(1) 首斬り一つ
四日目(2) 0.14の悲劇
五日目(1) 首斬り二つ
五日目(2) 嘘
五日目(3) 鴉の濡れ羽
一週間後 分岐
後日談 まっかなおとぎばなし


西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他

内容説明

絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、五人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする。工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友とその冴えない友人、「戯言遣い」いーちゃんは、「天才」の凶行を“証明終了”できるのか?第23回メフィスト賞受賞作。

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、「京都の二十歳」としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

459
刊行ペースが早すぎて敬遠していた西尾維新。戯言シリーズだけでも読んでおこうと一大決心。言葉遊びが独特のテンポを形成しており、予想よりはコッテリした読みごたえ。正直、もっともっと軽いものをイメージしていた。キャラの立ち方はライトノベルに近いのかもしれないが、そこを語れるほどライトノベルに詳しくない。今作の時点ですでにミステリである事への拘りはあまり感じられないので、逆にトリックの分かりやすさはマイナスに感じないし、ラストのひっくり返し方も素直に楽しめた。とりあえずこのシリーズだけでも制覇はしておく予定。2017/05/27

まりも

140
再読。戯言シリーズ第一弾。5人の天才女性を集めた島で、天才の首刈り事件が起きる話。個性豊かすぎるキャラクター、楽しすぎる掛け合い劇、「クビキリサイクル」というタイトルの通りな展開、この物語に含まれる全てが最高に面白くて、分厚さを忘れてサクッと読み切ってしまいました。色んな意味が込められたタイトルについて考えると、また感慨深い気持ちになれるのもポイントですね。本当ミステリーらしくないミステリーやわ。人類最強の請負人・哀川潤の存在感の大きさも素晴らしい。これはシリーズ読み返そうかな。2016/09/03

nobby

130
これ面白いわ(笑)作家さんから勝手にイメージしていたアニメ作風に馴染めるか心配してたけど、程よく軽快な展開に惹かれた♬勘当された財閥令嬢が住まう絶海の孤島に集められた5人の女性達、その共通項は天才。そこで起こる連続殺人は密室に首斬り死体にと、もうガチガチなミステリ楽しめる!特に首斬りの意味を当たり前に驚愕にと弄ばれる快感(笑)突飛にも感じていたタイトル『クビキリサイクル』が読み進めるほどに何と深いことか!そしてまた最終章でのひっくり返しに脱帽…いちいち掲示する形跡をミスに罠にと両面で翻弄させるのがスゴい!2020/03/11

セウテス

100
戯言シリーズ第1弾、作者デビュー作品。工学天才美女「青色サヴァン」こと玖渚友と、語り手「戯言使い」のいーちゃんこと僕の探偵物語。2人は財閥令嬢が住む絶海の孤島に、天才の1人として招待される。孤島で首無し殺人で密室という、ミステリ好きにはたまらない設定に期待値大です。キャラの描き方がしっかりしていて、中々個性的な人物達が面白いのだが、読んでみると時間がかかる。こういったキャラに慣れていないのだろう、疲れもくる。謎解きの推理しやすさは、本作ではバランス良いと思う。解けるトリックに、オチが在るのも納得出来る。2019/09/23

ゼロ

98
孤島×天才×密室×首なし死体。第23回メフィスト賞受賞作。森博嗣の著作である「すべてがFになる」に影響を受けているよう見受けられる。設定という意味では、ほぼ一緒である。相違点は、主人公である語り部が大学生であり、冗長な語り口と個性豊かな登場人物。小学生が考えたような天才が多く登場し、観念的なことをさぞ頭が良さそう(悪そう)に喋っている。いーちゃんは過去に何かあったのは読み取れるが、周りが罵倒するほどの気味悪さは感じない。ミステリとしての伏線回収はあり、最後に完膚なきまでに解決となるため、読み応えはある作品2022/12/19

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