講談社文庫
神の手〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062752688
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

被害女性の体内で発見された薬莢から、凶器は二年前に警察が別の事件で押収した銃であることが分かる。新たな殺人が起こり、捜査が進展しない一方で、スカーペッタとベントンの信頼関係に重大な危機が。固い絆を引き裂く“許されざる裏切り”とは何か!驚愕必至、予測不能の最終章ですべてが明かされる。

著者等紹介

コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア][Cornwell,Patricia Daniels]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。バージニア州検屍局長ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった

相原真理子[アイハラマリコ]
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

92
一家がこつ然と姿を消し、隣の家の老人も死に、手形をつけた遺体という事件の最後があまりにもあっという間に結論が出過ぎて、犯人は分かりましたが、あまり堪能できませんでした。そして登場人物も多すぎです。最後のクライマックスは謎解きをゆっくりして欲しかったです。そして女性を苦しめる場面が長すぎて読んでいるのが辛い部分もありました。しかしこの本を通して血液だけでも様々な検査をすることができることが分かりました。足跡も知ることができるし、ゴミもすべて分析できて、指紋だけでもDNAも知ることができるのですね。2019/02/25

Yuna Ioki☆

34
458-91-8 えっΣ(゚Д゚)これだけのページ使っても全く何も解決しない?!しかも、ベントンとギクシャクしてるのもなにもかもルーシーのせい?!きっかけはうかつだったルーシーが作ったけど、あまりにもルーシーが可愛そうな気が。。。。2014/03/05

ヨーコ・オクダ

27
うちが読み飛ばしたのか、誤った理解をしていたのか…上巻から気になっていたトラブルのいくつかが曖昧なまま、ラストで「こういう犯人にしたら全部片付くでしょ?」みたいな描き方。そもそもルーシーがヘリに置き忘れた携帯端末のせいでメインキャラたちの心が乱されることになり、殺人事件の解決も遅れた感じ。じゃあ、ルーシーが悪いのか?いや、彼女も気の毒な事実を抱えていて…っていう図式が殺人犯の方にも当てはまったりする。それにしても何だかスッキリせえへんのよねー。2020/06/29

あっちゃん

18
長い長いお馴染みメンバーの葛藤の末が、あのオチかぁ…しかも事件の解決部分が少なっ!このシリーズ…どこまで読めるか、正直不安(^_^;)2012/12/29

あつぼう

11
上巻で色々な伏線が散りばめられてたけど、下巻ではそれがあまり生かされてなかったです。それなら上下巻に分ける必要もなかったと思う。期待してただけに裏切られた気分です。色々な意味で都合のいい所だけを付け足して本にしたって感じがしました。読んでても唐突すぎる事があるので、どうしても感情移入は出来なかったです。それとスカーペッタも魅力がなくなってきてます。なんか普通の検死官みたいで、このシリーズのファンは寂しいですよね。 2008/01/26

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