講談社文庫<br> なぜ、男は老いに弱いのか?

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講談社文庫
なぜ、男は老いに弱いのか?

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062752220
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0195

内容説明

いよいよ始まる大量定年時代。職場をはなれて男たちが「回帰」する地域社会では、女たちが伸びやかに老後を楽しみ、男たちは自分の居場所を見出せずに弱っていく…。老人介護のカリスマが30年以上の経験から喝破する、男という性の「老い」への脆さ。そして、それを乗り越えるための有効な対処法とは。

目次

第1章 男の老いは危機だらけ(待ち受けている「女中心社会」;ケース1・妻の仕事に嫉妬する夫 ほか)
第2章 老いに出会えてよかった(老人ホームにユートピアを見た;進歩主義で老いは捉えられない ほか)
第3章 男の介護の功と罪(男の介護はオタク型;医療にだって“色気”は必要 ほか)
第4章 老いの背景(「老い」と「時代」の密接な関係;あえて諒とせず―江藤淳の自死)
第5章 老いに学ぶ、老いに入る(老いを迎えるためのレッスン;いい老人施設の選び方 ほか)

著者等紹介

三好春樹[ミヨシハルキ]
1950年広島県生まれ。高校中退後数々の職業に就き、24歳で特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。31歳で理学療法士の資格を取得。35歳で独立し、「生活とリハビリ研究所」を設立。各地の通所施設や在宅訪問に関与しながら、現在、年間200回の講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マスオ

2
再読。思春期、青年期の危機と初老の危機の間に中年の危機があるのか。人生が下り坂になった時にそれは起こるのか。今の状況の私にいろんな示唆をくれた1冊になったかも。2015/03/25

eriko

1
実父を介護するようになり、女の私から見て「何故だろ?」と思う事が度々あり、本書を開いてみました。「あぁ~そうなんだ~」とかなり納得してしまいました(笑)男性は本質的に、自らの老いを受け入れる事が下手らしい…。男性が老いに適応しやすい条件は①金、地位、名誉と縁がないこと②進歩主義を信仰していないこと③「自立した個人」にこだわらないこと。男性の方が読まれると面白いと思います。2013/02/22

マスオ

0
再読。介護施設にみえる女性、入居者もスタッフも、皆たくましい。男がどうしたら見得、プライドから自由になれるのか。そんな本、かな。2012/06/21

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