講談社文庫<br> おれは権現 (新装版)

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講談社文庫
おれは権現 (新装版)

  • 司馬 遼太郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062750646
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新装版 司馬遼太郎の名作

戦国時代、それは苛酷残酷な時代であると同時に、気宇壮大な時代でもある。だからこそ、常識を常識とせず、天衣無縫、奇想天外に生涯を送る人物が輩出したのだ。超人的武勇の裏の意外な臆心、度はずれに呑気な神経の持ち主のじつは繊細な真情。戦国時代人の剛毅闊達にして人間味あふれる短編7編を収録。

愛染明王
おれは権現
助兵衛物語
覚兵衛物語
若江堤の霧
信九郎物語
けろりの道頓


司馬 遼太郎[シバ リョウタロウ]
著・文・その他

内容説明

戦国時代、それは苛酷残酷な時代であると同時に、気宇壮大な時代でもある。だからこそ、常識を常識とせず、天衣無縫、奇想天外に生涯を送る人物が輩出したのだ。超人的武勇の裏の意外な臆心、度はずれに呑気な神経の持ち主のじつは繊細な真情。戦国時代人の剛毅闊達にして人間味あふれる短編7編を収録。

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語科卒。産経新聞社勤務中から歴史小説の執筆を始め、’56年「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞を受賞する。その後、直木賞、菊池寛賞、吉川英治文学賞、読売文学賞、大仏次郎賞などに輝く。’93年文化勲章を受章したが、’96年72歳で他界した
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

84
司馬遼太郎の歴史小説、特に戦国時代物は良いなあと改めて思わせる一冊。関ヶ原の合戦から大坂冬の陣、夏の陣にかけての短編集。福島正則、可児才蔵、花房助兵衛、飯田覚兵衛、木村重成などなど。大名となった福島正則を除けばよほど歴史好きな人以外は無名の人物であり、小説であれば脇役にすぎない。そこに上手く光を当てて魅力的な物語を作り上げている。★★★★2021/05/08

Taka

45
戦国時代の有名無名の人物を描いた短編集。それぞれに味わい深い作品。けろりの道頓は読んだことがあったな。司馬さんの作品を読み尽くすまでいくぞ! 2019/07/20

AICHAN

43
図書館本。蔵書を売り払ってから初めての再読。表題作のほかに「愛染明王」「助兵衛物語」「覚兵衛物語」「若江堤の霧」「信九郎物語」「けろりの道頓」を収録。表題作は戦国の豪傑・可児才蔵の話。司馬さんはタイトルのつけ方がまったくうまい。おそらくはフィクションだと思うのだが、内容も実にいい。登場する女性の存在が読者の目に通じるものがあって説得力が増している。「若江堤の霧」は木村重成の物語。大坂夏の陣で若くして討ち死にしたが、その人気は死後に高まった。その理由に女性たちの目があったという司馬さんの見方に納得。2018/01/09

kawa

40
戦国のサイド・ストーリー7編。福島正則、正則家中の可児才蔵、宇喜多家中の花房助兵衛、肥後加藤家の老臣・飯田覚兵衛、大阪城の陣の木村重成、同じくの長宗我部康豊、道頓堀建設の安井道頓を取り上げる。読書中の山岡壮八氏「徳川家康」がその辺りにきているので、どれも、より興味深くも面白く読めた。特に、同時代人に「なかば、狂人ではあるまいか」と酷評されながら、小山会議で家康の運命を一変させた一言を放った正則を取り上げた「愛染明王」が印象的。関ケ原戦後の福島家中の佐久間加右衛門と徳川家中の伊奈図書の悶着は知らなかった。2022/06/09

kawa

36
(再読)知名度から見ると有名とは言えない戦国時代の人物たちの興味深いドラマ集。福島正則、その名を聞くと、2017年映画「関ケ原」での音尾琢真さんの奇天烈な笑いが蘇る。正則が主人公の「愛染明王」が特に印象的。彼に酷似しているという愛染明王の石仏が我が家から1時間余りの岩松院に。一度訪ねたことがあるけれど、その時は石仏の存在を知らずに目にすることができなかった。機会を見て、失意の霊の弔いに訪れたいものだ。2022/11/30

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