講談社文庫<br> 赤毛のアン

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講談社文庫
赤毛のアン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 541p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062750615
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

もう一度少女に帰ろう。
人生の深みを知ったいま、アンに再会してみませんか。『赤毛のアン』シリーズ全10巻、刊行開始!

ふとした手違いで、老兄妹に引き取られることになった、やせっぽちの孤児アン。想像力豊かで明るい性格は、いつしか周囲をあたたかく変えていく。グリーン・ゲーブルズの美しい自然の中で繰り広げられるさまざまな事件と、成長していくアンを綴った永遠の名作。講談社だけの完訳版シリーズ、刊行開始。

ル?シ?・モ?ド・モンゴメリ?[ル?シ? モ?ド モンゴメリ?]
著・文・その他

掛川 恭子[カケガワ ヤスコ]
翻訳

内容説明

ふとした手違いで、老兄妹に引き取られることになった、やせっぽちの孤児アン。想像力豊かで明るい性格は、いつしか周囲をあたたかく変えていく。グリーン・ゲーブルズの美しい自然の中で繰り広げられるさまざまな事件と、成長していくアンを綴った永遠の名作。講談社だけの完訳版シリーズ、刊行開始。

著者等紹介

モンゴメリー,L.M.[モンゴメリー,L.M.][Montgomery,Lucy Maud]
1874年、カナダのプリンス・エドワード島生まれ。2歳になる前に母を亡くし、母方の祖父母に育てられる。教師として数年勤めた後、三等郵便局長の祖母を手伝い、13年間ともに暮らす。祖母の死後、結婚、牧師である夫の任地オンタリオ州に移り住む。初めての長編小説『赤毛のアン』は、1908年に刊行されると高い評価を受け、ベストセラーとなった。より自伝的な「エミリー」シリーズなどの著作がある。1942年逝去

掛川恭子[カケガワヤスコ]
東京生まれ。津田塾大学英文科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

102
完訳クラッシックということで読んでみました。ちょっとした手違いでグリーン・ゲイブルスにやってきたアン。彼女の生き生きとして空想好きのところが魅力的です。彼女がいることで周囲が変わったことも多いですし、アンもまた色々な経験をしながら成長していく様子が愛おしく感じました。個人的にはやはり村岡花子訳の『赤毛のアン』が好きですが、どの翻訳で読んでもアンに恋する気持ちは変わりません。アンの魅力は永遠です。2017/07/12

現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

101
松田洋子の傑作漫画『赤い文化住宅の初子』に、貧困に喘ぐ主人公の少女が「『赤毛のアン』は猩紅熱で死にかけたアンの見た夢だった」と言うシーンがあった。「『ドラえもん』は植物人間になったのび太の見た夢」という都市伝説ぐらい軽く元気を奪う哀しい冗談である。しかし当のアン・シャーリーは「たとえ夢でもいいじゃないか、夢なら夢で、できるだけ長く見ていればいいって」と無敵である。主役とは皆を庇護者やツッコミにする大ボケである。まず男の子希望のカスバート家に女の子が来るのが大ボケである。しかし魔法の大ボケである。(続く)2017/09/06

kaizen@名古屋de朝活読書会

74
孤児のアンが、マシューとマリラとともに成長する。プリンスでエドワード島の自然の風景、個性ある登場人物、日常的な事件、心温まる物語。 アンが、自尊心を持って、生きていこうという積極的な姿勢が心強い。手違いで女の子が来たことにより、純真な子供に触れて前向きに生きることの嬉しさを知るマシュー視点で読んでしまいます。日常生活のつまらない雑事に追われる中で、本質的な目標を追求しつづけることの大切さを感じました。夢を追い続ける,夢見る子供の侭でいることで周りによい影響を与えることができるように。2013/04/26

みうか

61
実は何度も読み返しているのは、この『掛川恭子』さんが訳された赤毛のアン。朝ドラにもなった翻訳家の『村岡花子』さん版が有名かと思うけど古さや荒削り感は否めないかな。人物や自然描写、言葉使いは掛川さんが一番生き生きとしていて好き。アニメと雰囲気が近いと思う。原作にかなり忠実で、なおかつ注釈も豊富なのはアンを研究し尽くしている『松本侑子』さん。好みによるけど感情赴くまま世界観に浸るなら掛川さん、古さも含めて当時を読むなら村岡さん、より文化的背景や宗教事情も知りたいなら松本さんがいい。三者三様の良さがありますね。2019/12/25

ラマジドンジュ

46
何度読んでも大好きが詰まっている。暖炉やタペストリーといった小物や家具の1つ1つまでが愛おしい。 そして何より家のまわりの景色、木々や草花のひとつひとつの描写がたまらなく好きで、心が寂しくなると思わず手に取って読んで、ほっこりと温める。そんなことを何度繰り返した事だろう。そしてこれからも何度繰り返すのだろう。この小説が私の読書生活のきっかけとなってくれた。この小説と出逢えて、本当に良かった。2019/03/04

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