講談社文庫
悠久の窓〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 385p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062750394
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

誰にも言えない秘密を抱えたまま、老父に続いて兄も亡くなった。おまけに家を売買する話も全く架空であったことが判明。これほど手の込んだ罠を仕掛けたのは誰か。ビザンティン帝国最後の皇帝の末裔といわれる一家を襲う悲劇。謎を解く鍵はヴェネツィアに!ゴダードが作り上げた歴史ミステリーの大伽藍。

著者等紹介

ゴダード,ロバート[ゴダード,ロバート][Goddard,Robert]
1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』(創元推理文庫)が絶賛され、以後、現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を次々と世に問うベストセラー作家に

加地美知子[カジミチコ]
1929年神戸市生まれ。同志社女子専門学校英語学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アヤネ

6
誰にも言えない秘密を抱えたまま、老父に続いて兄も亡くなった。おまけに家を売買する話も全く架空であったことが判明(Amazonより)。。。キリスト教に詳しくないので、ラスト、へ~そうかと言う感じだったが、面白く読めた。池上冬樹さんの解説では、ゴダードの作品はふたつに分けられるとか。ひとつめは、現在と過去を往復する内に謎は深まる物語で、ふたつめは、冒険小説らしい。この物語は過去と現在の往復はなかったが、ひとつめに入るとか。今度は是非冒険小説を読んでみたいなぁ。今予約中はひとつめなので、次々回に。2016/03/23

入江大和

1
過去の読書記録より記載。2005/05/27

YM

1
人物設定が巧み。キリスト教の歴史は、あまり得意でないが、物語は面白い。「写真コピー」という言葉にはたまげた。2019/06/03

tsukasa_oishi

0
上巻はおもしろかったのだけど、下巻に入ってキリスト教とか歴史とかが強くからんできたとたんに冷めてしまった。あまりに接点がないからか。ロバート・ゴダードの作品でおもしろくないと思ったのは初めてだったのでびっくりしました。2012/04/14

花神

0
謎が謎を呼び、誰を信じたら良いかわからないスリリングな展開は流石ゴダードの職人芸。ただ、終盤は少し急展開気味で詰め込みすぎた感があり、家に隠された秘密もキリスト教に馴染みがない者にとってはインパクトが小さかった。2010/07/10

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