講談社文庫<br> うさぎの聞き耳

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講談社文庫
うさぎの聞き耳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062749794
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

あるときは同じ歳の友人に結婚祝いを贈り、あるときは家の普請に来た若い大工さんとの会話に笑い…。年齢も国籍も心の距離さえも異なる、さまざまな人たちとの出会いをさわやかにつづる。日本とヨーロッパ、今と昔を行きつ戻りつ、幸田露伴、文、青木玉を継ぐ筆者の若い感性が光る、ユーモアあふれる随筆集。

目次

うさぎの聞き耳(卯年を送る;光るまなざし;パンドラの箱;女所帯の夕飯 ほか)
日本もいいし、ドイツもいい(過ぎてきた街;秋のドイツはロマンティックか;もみじの季節、湯の山へ;どこに座る?タクシーの座席 ほか)

著者等紹介

青木奈緒[アオキナオ]
1963年4月青木玉の長女として東京小石川に生まれる。曽祖父は幸田露伴、祖母は幸田文。学習院大学文学部ドイツ文学科卒業、同大学院修士課程修了、オーストリア政府奨学金を得てウィーンに留学。その後’89年より通訳、翻訳などの仕事をしながらドイツに滞在。’98年帰国
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

4
著者の作品としては3作目。今回はエッセイで、書かれた時期は2000年前後。ひとつひとつの文章が長くないので、隙間時間に読了。年末に出かけてお財布を落とした話、自分の説明に祖母たちが用いられることに対する覚悟などが特に面白かった。この人は割と古風な語彙が豊富そうな点が羨ましい。2015/09/16

rakim

1
ひとまわり前の卯年の頃のエッセイ集。「若き感性」と帯にありますが、地に足のついた気持ちの良いエッセイ。「冬にハイヒールの靴音」という感じ方がすごく好きです。もう履くことはないけれど私も冬はハイヒールを履きたくなる。2010/12/04

読書りりこ

0
読みやすいエッセイでした。2013/06/12

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