講談社文庫<br> 絵解き戦国武士の合戦心得―歴史・時代小説ファン必携

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講談社文庫
絵解き戦国武士の合戦心得―歴史・時代小説ファン必携

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062749008
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0195

内容説明

戦国時代、命懸けの戦場で武士たちはどのように戦ったのか。武器・武具・旗差物のいろいろから、鎧を着ての斬り合い、騎馬武者同士の組討ち、鉄砲戦、槍隊の遭遇戦、船戦さ、女武者、切腹・首実検の作法まで。誤解されてきた武士たちの戦いの実態を、正確な考証とリアルな絵で再現したビジュアル歴史読本。

目次

第1章 日本刀
第2章 合戦
第3章 槍と弓
第4章 大砲と火縄銃
第5章 戦場での目印・音
第6章 首実検と切腹
第7章 女武者と船戦さ

著者等紹介

東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年横浜市に生まれる。国学院大学経済学部卒業。同大学博物館学研究助手、編集者をへて、作家活動に入る。1990年、『人造記』を発表、注目を集める。1994年、『大砲松』により吉川英治文学新人賞、2004年、『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞を受賞

上田信[ウエダシン]
1949年青森県に生まれる。小松崎茂氏に師事し、MGC社宣伝部に勤務後イラストレーターとして独立。武器・戦闘シーンの緻密な描写には定評がある。我が国では数少ないプラモデルなどのボックスアーティストとして知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

19
今治の大山祇神社に無性に行ってみたくなった。立て板に水の解説とふんだんに盛り込まれた絵での図解は武士の戦い方、武装の実態や変遷の理解を大いに助けてくれる。改めてご先祖達が有した心得の凄まじさや小柄な体躯で発揮した身体能力にも驚かされる。また、本編もさることながら、後書きの著者が体験した唖然とするエピソードは歴史を誤謬なく伝えていくことが如何に難しいかを考えさせられ、印象深かった。宿命とはいえいわゆる「その道の大家」にも信用ならぬ者のいかに多いことか。2017/06/14

YONDA

10
時代小説が好きな私にとっては、この本で読んだ事を思い出しながら、戦の描写を頭に描こうと思います。切腹や女武者の項は特に面白かった。タイムスリップできたなら、実物の巴御前を見てみたい。2014/11/10

とろとろ

8
この作者は、時代考証の学者さんというだけでなく、小説等もお書きになる筆達者な方らしい。以前の「雑兵足軽たちの戦い」でもそうだが、飽きもせず読める道理な訳だ。自分的には「雑兵足軽たちの戦い」の方が面白かった。時代小説を読むための基礎として、こういう知識は自分で努力して蓄えておくことにする。2014/08/14

スー

5
鉄砲足軽の装備や撃ち方や弓の使い方等面白く読めた。槍衾はギリシアの重装歩兵と同じ様に感じました。女武者の所も良かったのですが甲斐姫が出てこなかったのが残念でした。あと、中国から弩が伝わってきたのに、何故、定着しなかったのか不思議です。2015/12/23

るい

3
なんとなくのイメージしかもっていなかった戦国武士の合戦。しかし、この本には、合戦の仕方だけでなく、武器の種類、攻撃の仕方、首実検から女武者に関することまで詳細に図解されていて、とてもわかりやすく、おもしろかった!これまでよりも具体的にイメージできるようになったので、これから歴史小説を読むのが楽しみである。2017/11/17

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