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講談社文庫
バスカビル家の犬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062748490
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0197

出版社内容情報

少年時代の“ワクワク”がいま、よみがえる

英国中部の荒野に建つバスカビル家の館。当主のチャールズ卿が不可解な死を遂げた現場には、巨大な犬の足跡が残されていた。その死の真相を探るのは、ロンドン・ベーカー街に住む、S・ホームズ。この沈着冷静な名探偵が僚友ワトスン博士と共に、魔犬伝説の謎を解く!ドイルの大傑作を大沢在昌が痛快に翻案。

大沢 在昌[オオサワ アリマサ]
著・文・その他

コナン・ドイル[コナン ドイル]
原著

内容説明

英国中部の荒野に建つバスカビル家の館。当主のチャールズ卿が不可解な死を遂げた現場には、巨大な犬の足跡が残されていた。その死の真相を探るのは、ロンドン・ベーカー街に住む、S.ホームズ。この沈着冷静な名探偵が僚友ワトスン博士と共に、魔犬伝説の謎を解く!ドイルの大傑作を大沢在昌が痛快に翻案。

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋生まれ。’79年、失踪人調査士・佐久間公を主人公にした「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞、デビュー。’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を、’94年『新宿鮫無間人形』で直木賞を受賞する

ドイル,コナン[ドイル,コナン][Doyle,Arthur Conan]
1859~1930年。イギリス・エディンバラ市に生まれる。医業のかたわら、小説を書き始める。「シャーロック・ホームズ」シリーズのほかには、『失われた世界』などの冒険ものや、歴史もの、心霊主義などの著作がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

赤字

13
図。ホームズ長編3冊目。今までの中で一番面白く読めた。ホームズがワトスンを褒めるシーンはなぜかこっちまで嬉しくなる。二人の関係性、お互いが必要し合ってるのが分かった。大沢在昌の訳も読み易かったですー。読み終わってから子供向けだったの知りちょっとだけ恥ずかしくなっちゃった。2011/04/28

T

6
作品自体は小学生の頃に読んでいたが、いつものベーカー街での始まりから 古城のようなバスカビル館に底なし沼や古代の石小屋のある地方へと舞台は移り、伝説の巨大な魔犬や深夜に合図を送る怪しい○○等、魅力的な舞台に二転三転する展開とホームズ物では一番好きだったなぁ。ホラーテイストながらしっかり推理物してるのも良い。 大沢氏の訳としては 平仮名多めなのが気になったが、後書きで元が子供向けに訳されてると知って納得。2019/10/07

エルサ

5
シャーロックホームズのシリーズが気になっていたので、有名なタイトルから手を出してみました。大沢さんの書くワトスンは、口調が堅くないので親しみやすくて好きです。すべての作品を大沢さんの訳で読みたかったぐらい(^^)テンポよく展開されるストーリー、謎がひとつずつ明かされていく時の爽快感。面白い作品ですね!今まで読まなかったのが勿体無いと思えるほどでした。2018/12/28

こっち

4
あとがきが子供に向けて書かれているだけあって、とても読みやすく書かれていた。ホームズの観察力、推理力はやっぱりすごい。ワトソン君があんなに考えても分からなかったことを、序盤で気づいてたなんて(笑)「事件が一見奇怪で、複雑であればあるほど、科学的に考えなければならないんだ。」うーん。さすがです。2013/04/17

at@n

3
大沢在昌のリズミカルな文体で読みやすい。翻訳かと思っていたが翻案だった。子供向けに書かれたようだが、確かに子供が読んで面白いと思うものに見事に仕上げられていると思う。2023/08/11

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