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講談社文庫
銀行狐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062748483
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

元銀行マンの乱歩賞作家ならではの緻密でスリリングな表題作ほか、日テレ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」エピソード収録の短編集。◆2015年7月スタート日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」ドラマ化エピソード収録作! 主演:杏◆

欲望が事件を生む 銀行ミステリーの傑作!!

狐と署名された脅迫状が、帝都銀行頭取宛に届けられた。「あほどもへ てんちゅー くだす」。具体的な要求はないが、顧客情報漏洩、系列生保社員の襲撃と犯行はエスカレートする。狐の真意と正体は?(「銀行狐」)。元銀行マンの江戸川乱歩賞作家ならではの緻密でスリリングな表題作ほか、5編収録の短編集。

金庫室の死体
現金その場かぎり
口座相違
銀行狐
ローンカウンター


池井戸 潤[イケイド ジュン]
著・文・その他

内容説明

狐と署名された脅迫状が、帝都銀行頭取宛に届けられた。「あほどもへ てんちゅー くだす」。具体的な要求はないが、顧客情報漏洩、系列生保社員の襲撃と犯行はエスカレートする。狐の真意と正体は?(「銀行狐」)。元銀行マンの江戸川乱歩賞作家ならではの緻密でスリリングな表題作ほか、5編収録の短編集。

著者等紹介

池井戸潤[イケイドジュン]
1963年、岐阜県生まれ。慶応義塾大学文学部・法学部法律学科卒。1988年、三菱銀行(当時)に入行。1995年、同行を退職。コンサルタント業のほか、ビジネス書の執筆を手がける。1998年、『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

315
え、これホントに池井戸さん?的な、まさかのグロシーンで始まった短編集でしたが...。キレの良い文章、池井戸さんならではの銀行内事情、堪能させていただきました。2016/12/22

夢追人009

171
池井戸潤さんが乱歩賞を受賞された頃の初期の金融ミステリ作品集です。本書を読んで気づいたのは著者の書く文章の圧倒的なスピード感で少々専門的な銀行用語が出て来ても言葉の持つ熱と勢いでねじ伏せてグイグイと一気に読ませる独特な魅力があってこれは多忙な現代人のニーズにピッタリだなと思いましたね。事件の謎を追う刑事や銀行員達は半沢直樹の如く地味で平凡なタイプですが、みんな責任感の強いプロで負けてたまるか!と執念で謎を解き明かす粘り強さが最大の魅力ですね。また意外に身近にいる犯人の虚像と実像のギャップが印象的でしたね。2019/04/14

HIRO1970

163
⭐️⭐️⭐️図書館本。池井戸さんの初期の短編集でした。表題作も含めて面白い作品ばかりでやはりかなり相性が合うようです。皆さんにもオススメ出来る一冊です。2015/02/26

ダイ@2019.11.2~一時休止

151
指宿修平が主人公の短編集。最近の池井戸作品では見かけなくなった本格的な銀行ミステリーがイイ。2014/04/24

mariya926

137
池井戸潤さんは最近のは全部読んでいて、初期のを読んでいます。最近のはあまりミステリーというか殺人は無かったので、本格的な銀行ミステリーという感じで新鮮でした。犯人が分かりそうな、でも自信が無いそんな感じで進んでいきます。犯人が分かった後はすぐに終わってしまうので、ちょっと物足りなかったですが、短編としては読み応えがありました。本当に銀行の内部を知っている人が、銀行の弱点をネタにミステリーを書いているので、銀行ってそうなんだと感じさせられます。ちなみに『狐』が一番薄らぐらい読了感で心に残っています。2020/05/10

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