講談社文庫<br> 数学は嫌いです!―苦手な人のためのお気楽数学

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講談社文庫
数学は嫌いです!―苦手な人のためのお気楽数学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062748148
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C0195

内容説明

関数だの方程式だの微分だのといっても、基本的な部分は、日常生活の中で普通に暗算しているようなことばかりなのだ。買い物に行ったときのお釣の話から二次方程式へ。また、蛇口から垂れる水の量から積分の話へ。これ一冊で数式も苦じゃなくなる!数学嫌いを大変身させてくれる目から鱗の名教則本。

目次

第1章 プロローグ
第2章 お釣りの話…方程式と関数
第3章 二階から降りる…微分
第4章 蛇口から水が垂れる…積分
第5章 一枚が二枚、二枚が四枚…常用対数
第6章 腕回し体操…三角関数
第7章 エピローグ

著者等紹介

石川英輔[イシカワエイスケ]
1933年京都府生まれ。武蔵野美術大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taku

26
数学は好きです。苦手な人に上手く説明するための参考に読んでみた。方程式、関数、微分積分、常用対数、三角関数と、挫折してしまいがちな内容を、数式や定理ありきで解説するのではなく、実生活の例を当てはめて、文章を主体に数式の意味を理解させようとしている。それを掛け合い漫才のような会話で進めるから、回りくどくなっているのは否めないが、試験や受験用の暗記教育では伝えられない部分を補足している。理解しているということは、その考え方で物事を捉えられるということ。理解するための糸口になると思う。2016/10/25

barcarola

8
学習まんがならぬ学習小説(?)。なるほど、わかりやすいと思う。数学好きにとっては既知の内容ということもあってだろうか、本編よりもエピローグに納得することしきり。2022/12/04

ざまたかこ

0
公式が出てきてグラフとか面積とかを求める応用の説明があって、さあ問題を解きましょうっていうのが教科書の数学で、問題になってる面積とかに全く興味が持てなかった私は長らく数学とは疎遠だったのだけど、この本を読んだら三角関数とは少しお近づきになれたし、対数とはやや親しくなれた気がする。 暮らしの中に、数学はあるんだよね。受験のための数学が数学嫌いをつくる、という筆者の言葉に同感。2016/02/20

真夏みのり

0
一気に読んだ。これはおもしろかった。特に微分のところがよかったな。2011/02/12

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