講談社文庫<br> 山本昌邦備忘録

電子版価格
¥691
  • 電書あり

講談社文庫
山本昌邦備忘録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062747752
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0195

内容説明

2002年ワールドカップの“トルシエ・ジャパン”のコーチとして、トルシエの采配、毀誉褒貶、朝令暮改ぶり、そして選手・スタッフたちの言動を冷静に分析。なぜ、どうしての試合の謎がいま明かされる。アテネ五輪サッカー日本代表監督としての手腕が評価された著者の2006年W杯をも目指す革新の書。

目次

序章 2002年6月18日―宮城スタジアムにて…
第1章 1998年秋―フィリップ・トルシエ新体制の船出
第2章 1999年春―ユース代表の快挙とフル代表の低迷
第3章 2000年秋―「日本代表再編」がもたらしたもの
第4章 2001年春から夏、そして秋―世界への挑戦
第5章 2002年冬から春―大舞台への不安と憂鬱
第6章 2002年6月4日ベルギー戦(埼玉スタジアム2002)―4年間の成果が問われるとき
第7章 2002年6月9日ロシア戦(横浜国際総合競技場)―勝ち点3、歴史的な1勝
第8章 2002年6月14日チュニジア戦(長居スタジアム)―W杯決勝トーナメントへ
第9章 2002年6月18日トルコ戦(宮城スタジアム)―2006年へのプロローグ

著者等紹介

山本昌邦[ヤマモトマサクニ]
1958年静岡県生まれ。日本大学三島高校、国士館大学を経て、ヤマハ発動機(現磐田)でDFをつとめる。’87年コーチに転身し、指導者として世界ユースを3度、五輪を2度、2002年ワールドカップも経験する。アテネ五輪では日本代表監督をつとめる。日本サッカー史上初の3大会連続五輪出場にかかわった。緻密な理論派として知られるサッカー界のニューリーダー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sosking

7
2002年日韓W杯、それまでの四年間にわたる日本代表の裏話。トルシエって結構大変な監督だったのね。個人的には、中山のFWとしての努力や、スタッフの準備に関するところが感慨深かった。もう、20年も前のことなのよね。ん~、カズまだ頑張っているよね。2020/06/07

CherryBlue

5
トルシエ当時の日本代表を振返る本でした。結構生々しい内容で、トルシエを思いっきり特殊な人物として記載しています。こんなの書いて良かったのか?関係ないですがW杯がもうすぐなので、頑張れニッポン!2010/05/19

ジュンジュン

4
あるスタッフのセリフ「決勝トーナメントまで進めたのは、サッカーの神様からの、よく頑張った選手たちへのご褒美。でも、これ以上勝ち進むことを許さなかったのは、罰を与えるべき人間がいたからだ」(358p)。自国開催のW杯を戦ったトルシエジャパンの4年間を、アシスタントコーチが振り返る。"罪人"トルシエはフィクションの世界なら、最高のキャラクター。案外、火のような監督と氷のような冷静なコーチはいいコンビなのでは(笑)。2018/06/02

ホリエンテス

2
トルシエジャパン時代の言ってみれば暴露本。当時は断片的にしかなかった情報が裏話的に語られている。W杯独特の緊張感の中でのチーム事情は大変面白かった。2006/02/22

Masayuki Nakanishi

2
(12ページ) 「モリシマを出す」とトルシエが叫ぶ。「下げるのは?」と私。「ヒデ(中田英寿)だ」とトルシエ。2013/10/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/70722
  • ご注意事項