出版社内容情報
内容説明
夢水清志郎は名探偵。表札にも名刺にも、ちゃんとそう書いてある。だけど、ものわすれの名人で、自分がごはんを食べたかどうかさえわすれちゃう。おまけに、ものぐさでマイペース。こんな名(迷)探偵が、つぎつぎに子どもを消してしまう怪人『伯爵』事件に挑戦すれば、たちまち謎は解決…するわけはない。笑いがいっぱいの謎解きミステリー。小学上級から。
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。「怪盗道化師」で第30回講談社児童文学新人賞に入選
村田四郎[ムラタシロウ]
山口県に生まれる。ドイツやフランスでアニメーションの作画監督を務め、帰国後も日独合作TVアニメーションのオリジナルキャラクター作りなど、アニメーターとして活躍。その後、本のさし絵なども手がけている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
11
夢水清志郎シリーズ一作目。夏休みにマジックに事件。子供がワクワクする事てんこもりじゃないですか。自分が三つ子くらいの子供の立場で読んだらもっと面白かっただろうな〜と思った。名探偵が名探偵たる所以は、表向きの解決ではなく事件の真実を見抜き、最良の選択をする事なんですね。面白かった。2019/06/23
沙智
8
青い鳥文庫なんて読むの何年振りだろうか?笑。内容はほんとうに面白かった。はやみねかおる先生の、子供たちとミステリーへの愛に泣けてくる。大人が読んでも楽しめる児童文学。2021/04/12
北極猫
6
小学生の娘用に図書館で借りた。娘よりも私の方が夢中になって先に読んだ。 多分小学生の時に読んだらもっと面白かっただろうな。娘が気に入れば、またこのシリーズ借りて読もうと思う。2019/09/02
殺し屋コナン
3
どうしてあの探偵、いや教授はあんなにダラダラしているのか… 探偵はもっとしっかりしているイメージなんですけどね〜 まあ、それがいいところなのかも知れませんね。2020/06/06
KAORU
3
再読。小学校の同級生に勧められて、最初はあまり興味がわかなかったけど、ある日読んでみたら、とても面白くて夢水シリーズが大好きになりました。2018/05/11