講談社文庫
やぶさか対談

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062739139
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

ノーベル賞からラーメン王まで、巨大な才能、ユニークな個性を「やぶさかではない」と、このふたりが、生ビール片手にもみほぐす!登場するゲストは、田嶋陽子、大江健三郎、沢野ひとし、ドクター中松、鈴木その子の各氏。ささいなことに笑いながら、気がつくと核心に迫っている、とっておきの話満載の対談集。

目次

第1回 すき焼きの掟
第2回 ケンカの仕方(ゲスト田嶋陽子)
第3回 すぐ欲しくなる売り方(ゲスト川口隆史)
第4回 文士の危険な曲り角(ゲスト大江健三郎)
第5回 もういいんだ、オレ
第6回 カリスマになれるか(ゲスト沢野ひとし)
第7回 酸欠が発想を生む(ゲストドクター・中松)
第8回 進化するラーメン(ゲスト大村明彦)
第9回 ダイエットの秘法(ゲスト鈴木その子)
第10回 グラウンドで会おう

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
1937年東京都生まれ。早稲田大学在学中は「漫画研究会」に所属。1967年「新漫画文学全集」で本格デビュー。エッセイにも健筆をふるい、『ブタの丸かじり』(文春文庫)で第11回講談社エッセイ賞を受賞

椎名誠[シイナマコト]
1944年東京都生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。写真家、映画監督の顔も持ち、幅広く活躍する。著書は吉川英治文学新人賞受賞作『犬の系譜』(講談社文庫)、日本SF大賞受賞作『アド・バード』(集英社文庫)などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

39
何と偶然! これが「うぐうぐ対談」の続編。読んではじめてわかった。最初の「すき焼きの掟」というタイトルで、およそ内容がわかる。意外なゲストは大江健三郎さん。「やぶさか」についてのウンチクが最高。そこまで調べますか、というレベル。しかし話はやわらかくておもしろい。で、つくづくシーナさんは庶民的感覚なんだな、と安心。ちっとも偉そうでないところがいいのだ。2017/10/29

ソラ

9
内容(「BOOK」データベースより) ノーベル賞からラーメン王まで、巨大な才能、ユニークな個性を「やぶさかではない」と、このふたりが、生ビール片手にもみほぐす!登場するゲストは、田嶋陽子、大江健三郎、沢野ひとし、ドクター中松、鈴木その子の各氏。ささいなことに笑いながら、気がつくと核心に迫っている、とっておきの話満載の対談集。2009/12/30

なかなこ

9
鈴木その子さんが思ったよりざっくばらんで素敵な人でした。東海林さんの似顔絵がどれもこれも上手でした。2014/10/30

hirayama46

6
椎名誠と東海林さだおのコンビによる、多様なゲストを招いての対談本。ラーメンマニアや実演販売人から始まり、なんと大江健三郎までもわりとフランクに出ていてちょっとびっくり。でもやっぱり一筋縄ではいかない人ですね……。鈴木その子は存外共感しやすい考え方の人だな……と思いました。ドクター中松はやっぱり異形の人だという印象が。2019/09/22

mawaji

4
読メのレビュー漏れだったようで再読。ビール飲みながら対談の方針をテキトーに決めてそれがちゃんとその方針通りのゲストを読んで語り合い、このようにちゃんとした本にまとめあげるというのはひとえに「対談記事構成の女性」として出没しているものと思われる柴口育子氏の功績によるものに相違ないと結論づけるのに吝かではないという感じです。大江健三郎まで引っ張り出してきての「やぶさか」対談、伊丹十三との出会いなどとても興味深く読みました。伊丹十三も再読せねばなるまい。15年前の二人の写真がとても若々しくて微笑ましい限りです。2015/03/15

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