出版社内容情報
「おもろい奴も、笑える話もあるで」
部落差別はまだまだ厳しいという悲観論があり、一方で楽観論もある。その「間」はどうなっているのだろう。普段は気にしないが、ある場面で差別にぶつかる。そんな人々の日常を書きたいと思った――。丹念な取材を通して語る結婚、ムラの暮らし、教育。しなやかな視線で「差別と被差別の現在」に迫るルポ。
角岡 伸彦[カドオカ ノブヒコ]
著・文・その他
野村 進[ノムラ ススム]
解説
内容説明
部落差別はまだまだ厳しいという悲観論があり、一方で楽観論もある。その「間」はどうなっているのだろう。普段は気にしないが、ある場面で差別にぶつかる。そんな人々の日常を書きたいと思った―。丹念な取材を通して語る結婚、ムラの暮らし、教育。しなやかな視線で「差別と被差別の現在」に迫るルポ。
目次
第1章 家族
第2章 選択
第3章 ムラ
第4章 食肉工場
第5章 伝える
著者等紹介
角岡伸彦[カドオカノブヒコ]
1963年、兵庫県加古川市生まれ。被差別部落に生まれ育つ。関西学院大学社会学部卒業。神戸新聞記者などを経て、フリーのノンフィクションライターに。現在は大阪市に在住
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