内容説明
がんこ親父の代名詞ともいえる星飛雄馬の父・一徹は、ちゃぶ台をひっくり返したことは一度もなかった―。中日に入団した大リーガー・オズマはなぜカタカナで喋るのか、飛雄馬はどこのマンションに住んでいたのか、など、名作『巨人の星』に隠されたナゾを気鋭のデータコラムニスト・ホリイが徹底解明。
目次
巨人の星博士のまえがき
『巨人の星』の恐怖の空白の1年
星飛雄馬は銀座に住んでいた!!
壊したテレビは93万円!!
張作霖も食べていた九竜虫だよ
36歳で巨人軍入団テストを受けた男
星飛雄馬、推定年俸50万円
花形満の奇妙な半生
スタイリストの花形満
甲子園に代表が送れなかったころ〔ほか〕
著者等紹介
堀井憲一郎[ホリイケンイチロウ]
1958年、京都市生まれ。1984年よりライター稼業を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅうと
19
居酒屋でお酒を飲みながら話すような「巨人の星」談義。巨人の星を何度も読み返した人にのみ話が通じます。2022/08/22
ばんだねいっぺい
8
昼休み、読みながら何度もプッと吹き出しそうになった。心が明るくなる名著。2015/11/06
NoDurians
3
気楽に読めるという点で貴重な本。文体も好き。冒頭に出てくる「巨人の星」と「あしたのジョー」の違いを考察している人はほかにいるのかな?2012/11/09
NoDurians
3
完全に世代が違う僕は「巨人の星」のことをこの本から学んだ。2009/11/03
Yamamoto Shinichi
2
星一徹は一度もちゃぶ台をひっくり返したことなどない(笑)2015/01/12