講談社文庫
レディMの物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 169p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062736251
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

誇り高き伯爵夫人マーガレットことM。卑劣な夫の企みで突然ヴィクトリアの“壁”の中に送りこまれたM。身も心も自由を奪われ露わにされて服従を約束させられる。凌辱されてはじめてMは人として失うもののないことを知る。新しい恋愛と官能を求めて幻想絵画とのコラボレーションに挑戦。

著者等紹介

篠田真由美[シノダマユミ]
1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒、専攻は東洋文化。1991年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補作となり、作家デビュー(講談社文庫所収)。1994年に建築探偵・桜井京介シリーズ第一作『未明の家』を発表。以来、傑作を連発し絶大な人気を博している

加藤俊章[カトウトシアキ]
個展活動と出版に関する作品制作に加え、ファンタジィ小説のイラストレーションを手掛け、繊細華麗な筆致と装飾性の高い幻想的な作風で人気を博す。近年はゲームソフトのキャラクターデザインを手掛けるなど活動の幅を広げている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

十六夜(いざよい)

6
誇り高き伯爵夫人マーガレットことM。卑劣な夫の企みで突然ヴィクトリアの“壁”の中に送りこまれたM。身も心も自由を奪われ露わにされて服従を約束させられる。凌辱されてはじめてMは人として失うもののないことを知る。建築探偵シリーズの流れで購入してしまったものの、あまりの作風の違いに付いて行けず…。渡辺淳一さんの「シャトウ・ルージュ」と似たような内容でした。2015/01/01

sun

0
SM入門書。女性向き?2013/12/21

shibatay

0
再読2012/05/22

入江大和

0
読書記録から記載。2009/11/28

0
内容はエロ。でも表現はあっさりしていて期待してもだめ。テーマは心と体は誰のものかという極めて真面目なもの。夫は恐らく妻の性感開発を目的として妻を「壁の中」に送り込んだのだが、そこでの調教は体を完全に他人に所有されることで心を自分のものにできる?ことを目指しているらしい。それなら夫に体を所有されていたときも同じでは?などと思い、つまりよく理解できなかった(>_<)2020/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/33373
  • ご注意事項